コオラウ山脈には雨雲が架かり、風も弱いので朝から少し蒸していた。
カピオラニ公園のレインボーシャワーはすっかり散ってしまったが、ワイアラエ・カントリークラブのハイビスカスは今日も鮮やかに咲き乱れていた。
サンディービーチは少し雲があったがマカプウを回ると東海岸は晴れ間が見えた。
ワイマナロはいつにも増して静かで波の音とマイナバードの鳴き声が響いていた。
スモウ・コネクションを出てカネオヘに入る手前でスコールにあったが、すぐに止んだ。
クアロアでの休憩後、ウィンドワードサイドを北上するにつれ天気は回復し、海は素晴らしい色を出していた。
ノースも概ね晴れていたが、ハレイワからカエナ岬にかけては雲が多かった。
アリイ・ビーチパークでランチを食べようとすると、よく使うピクニックテーブルが根元からひっくり返りバラバラになっていて、公園管理局の職員が片づけをしていた。
お互いに顔馴染みなので「どうしたの?」と話しかけると、週末の夜に酔っ払ったローカルがトラックで公園内を暴走して、ピクニックテーブルに激突した挙句、炎上したのだそうだ。
見上げるとモンキーポッドの木が少し焦げている・・・。
我々が食事を終える頃、ぱらぱらと降ってきた。
車に乗り込む頃には大雨になってきた。
ドール・プランテーションに移動すると、パイナップル畑の途中から雨は止み、道路は乾いていた。
しかしワイアナエ山脈の麓からは雷鳴が聞こえる。
再びハレイワに戻るとスコールがまだ待っていて、道路が赤い川になっていた。
傘をお客さんに貸して一時解散。
私は車の中で読書。
しばらくすると雨も止み、空が大分明るくなってきた。
しかしサンセットは微妙。
5時半になり、お客さんが戻ってきて、サンセットビーチに移動。
太陽は雲の中だったが、水平線と雲との間にはしっかり隙間があった。
ここから出てくれば、もしかしたら夕陽が見れるかなと思っていると、辺りが一瞬にしてオレンジ色に染まり、大きな太陽が出てきた。
まさにまさかの逆転ホームラン!
今年一番のサンセットだった。(写真を会社のHPにUP)
帰りは夜景も綺麗だった。
2004/11/02 (火) アメリカ大統領選
今日は朝、仕事前にアメリカ合衆国の大統領選挙に行った。
私にとってはアメリカ市民になってから3度目の大統領選だった。
2000年の時の日記はあまりにもあっさりしていたので、今日はアメリカの選挙を細かく書きます。
投票所はタイムス・スーパーマーケットのすぐ近くのチャーチだったので、タイムスに「太郎」を泊めて、歩いて通りを渡り、「VOTE ENTER」と大きく紙に書いてあるドアから入ると、入り口にいたボランティアから入ってすぐの壁に張ってある「登録済みの選挙人の一覧表」で自分の名前を確認しろと言われた。
ABC順に張り出された一覧表に、ここの投票所の選挙人の名前は200人は無かったと思う。
どこからどこまでがこの投票所の範囲なのかよくわからないが、私のアパートからこの投票所の間には多くのアパートがあり、かなりの人数が住んでいるはずだが、選挙人登録をしていないのかアメリカ市民ではないのか、随分関心が低いように思われた。
すぐ先のテーブルで受付係りにドライバーズ・ライセンスを出して、今度は大きな選挙人ブックで私の名前をチェックし、そこに選挙用紙の番号を入れて、最後に私がサインをする。
スリーブに入った選挙用紙を受け取り、投票ブースの順番待ち。
私の前には二人いた。
ブースは6つで、そのうち一つはタッチパネル式のようだったが、車椅子用に随分低い位置に設置されているのか、足元近くまでカーテンが付いていた。
アメリカは州によって投票の仕方が異なり、全開パンチホール式で問題のあったフロリダなどは全てタッチパネルにしたらしいが、ハワイは基本的にはずっとマークシート方式。順番が来ると、ハワイ州旗がカーテンになったブースに入る。
正面には投票の際の注意が英語、スペイン語、日本語、韓国語、中国語、タガログ語などで書かれていて、目の前のデスクには紐の付いたボールペンが転がっている。
今回は大統領の他に、ホノルル市長選や議会議員選挙などが同時に行われ、また州民投票も幾つかあった。
「OHA(Office of Hawaiian Affairs)」のようなハワイアンの組織の投票は私自身よくわからないし、選ぶ資格も無い気がするのでどこにもマークはしないのだが、州民投票についてはそういう訳に行かなかった。
投票用紙を渡された時に、「州民投票についてはYesにもNoにもマークをしない場合はNoにカウントされます。」と言われたのだ。
正直言って大統領と市長くらいしか本気で考えていなかった私は、どんな内容の州民投票があるのかさえわかっていなかった。
結果的にはブースの中でずらずらと書かれた英語を読み、その場で考え、自分なりに(フィーリングで)答えを出していった。
実は選挙用紙には日本語バージョンもあるらしいのだが、もらった事は無い。
次回はその方が楽かもしれないと思った・・・。
記入が終わりブースを出ると、部屋の一番奥に設置された木製の囲いの横で別の係員に呼ばれ、囲いの中の機械に用紙を入れるよう指示される。
スリーブを係員に渡して完了。
前回は出口で「I Voted」と言うステッカーをもらったのだが、今回は無し。
その代わりに「Thank you for early vote!(早い時間に選挙に来てくれてありがとう!)」と言われた。
2004/11/02 (火) チャーター
今日はチャーターでノースショアのモクレイアビーチに行った。
ワイキキは晴れていたが、H-1フリーウェイに乗ると、ワイアナエ山脈に雲が架かっているのが見えた。
心配しながらパイナップル畑の中を進むと、カエナ岬からワイメア付近までは見事に晴れていた。
モクレイアビーチに着くと、最近はホームレスの取締りが厳しくなり、ビーチパークでキャンプをしている人は全然いなかった。
ビーチは相変わらず空いていて、最初にいたのはたった一人。
フェールス・カマニの木陰に陣取ると、すぐ前の海からカメが顔を出した。
カイトボーダーが次第に集まり、沖には少し波も立っていたので、サーファーの姿もあった。
後ろのディリンハム・エアフィールドからは時より、グライダーを牽引したセスナの飛び立つ音が聞こえてくる。
ビーチでランチの後、ドール・プランテーションに立ち寄り、最後にモアナルアガーデンに行った。
一日天気は持った。
2004/11/03 (水) ナイトドライブ
今日は断続的に雨が降り、夜のツアーが心配だった。
しかし夕方からは時より小雨がぱらつく程度になり、ワイキキにお客さんをお迎えに行った。
マキキの家を出る時は止んでいたが、ワイキキは少しぱらついていた。
モアナルア付近では激しく降ったが、レッドヒルを超えるとぴたりと止んだ。
パールシティは星も見えるほどで、公園にラグを引いてグアヴァジュースをサーブし、お客さんには転がって寛いでいただけた。
風は弱く少し蒸していた。
2004/11/04 (木) CIコンボ
朝から雲が多かった。
それでもとりあえず雨の気配は無かったので出発。
サンディービーチでは、雲間に陽が差した。
しかしマカプウを回りワイマナロに入るとすっかり太陽は隠れてしまった。
だが雲は薄く空も明るかったので、ベロウズは綺麗な海をしていた。
なぜかやたら混んでいた「スモウ・コネクション」の後は、ウィンドワードサイドを北上。
カハナ付近ではシャワーにあったが、カーアヴァからプナルウは薄日も差し、海は深い色をしていた。
ノースショアも雲は多かったが、ハレイワではアリイビーチパークでちゃんとランチを取れた。
何か撮影をしていたが、日本のCMのようだった。
食後はドール・プランテーションには寄らず、リクエストでミリラニのウォルマートまで行った。
先月オープンしたケアモクのウォルマートは、誰に聞いてもまだ非常に混んでいるらしいが、ここは平日の昼と言うこともあって空いていた。
1時間ほどいてハレイワに戻り一時解散。
お客さんに傘を渡していたが、結局夕方まで降らなかった。
さて、サンセットビーチに移動するが、空は一面雲に覆われている。
太陽がどこにあるかさえわからない状況で、ビーチには人が少なかった。
3フィート程の波があったので、サンセットもロッキーもサーファーは多かった。
日没の時間後は少しだけ夕焼けが出たが、このところ続いていたここでの綺麗な夕陽は残念ながら見れなかった。
帰りはハレイワを過ぎた辺りからシャワーが降ってきて、ホノルルもに入ってもずっと降り続けた。
ワイキキに戻ると一時止んだが、今夜もまだ降りそうだった。
2004/11/05 (金) 雨
午前中は曇り、昼前から雨が断続的に降り出し、時には激しく音を立てていた。
夜になっても止む気配は無い。
先週末に降った雨でマノアに集中豪雨があり、ハワイ大学のキャンパスが閉鎖されていたのだが、昨日からほぼ全面的に再開されたそうだ。
しかし図書館がダメージを受けたまま再開の目処が立たず、学生たちは困っているらしい。
なんだかもうすっかり雨季に入ったような感じだが、今年の雨季は雨が少ないと言う予報だったはずでは?
今日は久しぶりに「KTファンツアー」。
杉山清貴こと、KTのファンツアーは今年夏まで行っていた期間限定の「2」が終了し、現在は来年のカレンダーに合わせて「3」も計画中なのだが、オリジナルのファンツアーも時々リクエストがある。
KTファンと言っても、毎年2度以上ハワイにいらっしゃる方もいれば、10年以上振りとか、初ハワイと言う方もいらっしゃるので、リクエストがあれば勿論出発する。
風は弱く、島の南側は雲が多かった。
東に回ってもクアロア辺りまでは陽が陰る事が多かったが、カーアヴァから先は陽射しが海の色を出していた。
ノースに回ると道路が混みだした。
サンセットビーチでちょうど波乗りの大会をやっていたのだ。
「KTファンツアー」では、サンセットビーチをしばらく歩く。
沖のサンセットのポイントでは5フィート程の波で大会が行われていて、ビーチにはギャラリーも多く、賑やかだった。
潮が風に混じり、靄のかかったようなノースショアを南下してハレイワに着くと、ワイアナエ山脈にかけて雲が多かった。
アリイビーチパークはローカルが多かったが、一つだけ空いていたピクニックテーブルでプレートランチ。
芝生が少し湿っていたが雨の気配は無かった。
ハレイワタウンでの散策の後、街外れの「Cafe Haleiwa」前で記念撮影をして、パイナップル畑でも1枚。
どちらもKTがかつて撮影をした場所なのだが、パイナップル畑の方は現在何も植えていない畑で、盛られた赤土の前での写真となった。
日曜と言うこともあり、帰りのフリーウェイはスムーズだった。
今日のホノルルは霞がかかったように空全体がぼやっとしていた。
東京の夏の午後を思い出したが、ハワイでこんな空を見たのは久しぶり。
これは「VOG(ヴォッグ)」と言って、南のハワイ島のキラウエア火山の煙がコナウィンドに乗ってやってくる現象で、二酸化硫黄が含まれているために、目や鼻、喉などの異常を訴えた人たちも多かったようだ。
コオラウ山脈もダイアモンドヘッドも、ダウンタウンのビル群さえも霞んでいた。
当然一日中蒸し暑かった。
2004/11/12 (金) チャーター(Waimea Audubon Center)
雲は多かったが雨の気配は無かった。
ゆっくり目のスタートで、パリハイウェイからウィンドワード・サイドに出る。
そのまま北上してカフクでシュリンプランチ。
「ROMY'S」と言う店が最近の行き付け。
屋台と違って衛生管理はしっかりしている。
蒸した物と、ガーリックで炒めたタイガーシュリンプを食べた。
横の養殖池では時々エビが跳ねていた。
食後はノースに回って、ワイメアの「オードボン・センター」に行った。
ここは元「ワイメア・フォールズ・パーク」だったところで、何度も経営が変わったり、アトラクションを増やしたり、住宅地にする案さえあったのだが、現在はホノルル市が管理する自然公園になっている。
入り口で園内の地図をもらい、その奥でチェックイン。
スタンプを手に押してもらって中に入ると、早速普段はあまり見かけない鳥たちが集まってきてご挨拶。
まだここが「ワイメア・フォールズ・パーク」だった頃、7年以上前に来た時には、ここでトラムに乗って園内を回ったのだが、今はトラムもガイドも全くいない。
ワイメアヴァレーを滝に向かって1キロと少しぶらぶらと歩きながら、最初にもらった園内地図と、それぞれの木にかかった標札を見ながら自然の観察をする。
広い公園だが人はまばら。
東洋人は他に2組くらいで、あとはアメリカ人やヨーロッパ人のようだった。
昔滝の飛び込みショーをやっていたワイメア・フォールズは、今は広い滝つぼで一般人も泳ぐことが出来る。
しかし「水は飲まないように」、「傷がある人は入らないように」と注意書きがあり、水のクオリティは決して良くなさそう。
それでも泳いでいるのは元気な白人数名だけだった。
静かな渓谷に響く鳥の鳴き声。様々な花や木々。
山登りは苦手と言う人にも、ここなら手軽に森林浴が楽しめる。
今後はお客さんにも紹介していきたい。
帰りはハレイワを抜けてH-2、H-1を通ったが、金曜だったのでかなり渋滞した。
(写真UP)
2004/11/13 (土) チャーター(フォスター植物園&HPV)
今日もチャーター。
朝から良いお天気になった。
最初はダウンタウンの「フォスター植物園」に行った。
土曜と言うことで少し混んでいるかな?と思っていたが、駐車場に入ると、今日はやってるのかな?と感じるくらい閑散としていた。
都会の中のジャングルで巨木を見上げたり、花を見つけたり、鳥の鳴き声を聞いたりすることが出来るこの場所は、まさにオアシスと言った感じだ。
その後H-1フリーウェイに乗ってワイパフの「ハワイ・プランテーション・ビレッジ」に向かった。
以前来た時は全く他に人がいなかったのだが、今日はパーキングに車が数台止まっていた。
しかし園内に入っているのでは無く、オフィスの横にあるピクニックスペースでBBQを家族で楽しむローカルのようだった。
チェックインをすると今日はビデオを見せてくれた。
前回は見なかったが、受付の横に小さな資料館があり、そこで1800年代末から1900年代初頭のサトウキビの農業移民に関する歴史を見ることが出来た。
タイムトンネルをくぐって園内に進むと、やはり中は人がいなかった。
時より係員が掃除をしているのに出会うくらいで、今日も貸切なのかと思ったら、日本人の4人グループがいて、ボランティアらしき学生風の日本人青年が案内をしていた。
ここの近くにはワイパフのシュガーミル(サトウキビの精製工場)跡もあるのだが、ここが移民の村だった訳ではなく、後に再現されたもの。
しかし資料として置かれた小道具などは昔の物で、どの建物もかなり年季が入っている様に見える。
実際には最初の展示用建物が1982年に完成し、一般公開になったのは1992年の事らしい。
しかもまだこれから予定しているプログラムもあるらしい。
ワイキキからは場所が遠くてわかりづらいのと、入園料も植物園などに比べて少し高いせいか人が少なく、私も今まであまり興味を持たなかったが、ダイアモンドヘッドクラブのツアーとして取り入れるには良いかもしれない。
(写真UP)
2004/11/13 (土) ナイトドライブ
ワイキキの空は少し雲が漂っていたが、パールシティに行くとたくさんの星が輝いていた。
穏やかな貿易風は心地よく、虫の声やゲッコーの鳴き声が、自然の中にいる雰囲気をさらに盛り上げた。
今週は比較的天気が良かった。
2004/11/14 (日) 秋の嵐
今日は朝から雨模様で、昼前からは北風が強くなり、一日中吹き荒れた。
日本でも木枯らし1号が観測されたという話を聞いたばかりだったが、まさにハワイも秋の嵐。
気温は上がらず、冷え冷えとした一日だった。
2004/11/18 (木) リサイクル
昨日まで続いていた雨模様の空が今日はからりと晴れた。
雨が降っている間はツアーも無く、来年のブローシュアやクリスマスカードの製作が捗った。
さて、11月からいよいよハワイでもリサイクル法が施行されることになった。
プラスチックのボトルや缶製品を買う時に、デポジットとして一つ5セントほど徴収され、それを戻すと返金されるシステム。
基本的に缶などは潰さずに、お酒かそうでないかで分別し、近くのリサイクル回収場所に持っていくらしいのだが、その回収場所はどこにあるのかわからない。
デポジットの徴収は今月から始まったのに、回収は来年1月かららしい。
果たして家には潰すことも出来ない空き缶が溜まっていくことになる。
ワイキキのホテルではどうなっているのだろう?
まさかワイキキはデポジットが無いなんていう事は無いだろうから、ABCストアでもレシートにちゃんとデポジットが記載されているはずだ。
どこにでもABCがあるように、回収場所もあちこちに作って欲しい。
2004/11/20 (土) リサイクル2
今日タイムスマーケットで「ビバレージ・コンテナ法」(リサイクル法)に関するチラシをもらってきた。
それによると・・・
10月1日から、コンテナ(缶やビン、ペットボトルなど)1つに対して、1セントのコンテナ・フィーが既に徴収されているのだそうだ。
11月1日からは、デポジットとしてコンテナ1つに5セントが徴収され始めた。
合計で1つのコンテナに対して6セントが徴収され、そのうち5セントが戻ってくることになる。
戻ってくるのは来年1月1日からで、最寄の回収センターに持ち込む必要があるらしい。
コンテナは分別が必要で、まずアルコールビバレッジとそれ以外に分け、それをアルミや鉄などのメタル、グラス、プラスティックの3種類に分けるのだ。
コンテナは空で、綺麗にしてあることが条件。
潰してはいけない。
細かい指示として、ノンアルコールのビバレッジには牛乳などの乳製品は含まれないことや、プラスチックは#1と#2のリサイクル表示のある物に限ると言うことがある。
また64フラッドオンス(約1.9リットル)までの大きさが対象で、2リットルのペットボトルは対象外だそうだ。
既に私は幾つか集めていたのだが、「HI 5¢ DEP」の表示の無いものはまだ対象外だそうで、調べたら対象商品はひとつも無かった・・・。
結局1月にならないと始まらないのかもしれない。
2004/11/21 (日) ワイマナロ
久しぶりにスカッと晴れた。
今日はワイマナロへのビーチピクニック。
ダイアモンドヘッド沖では2フィート程の波に、休日サーファーがたくさん集まっていた。
風は弱く海も穏やか。
ホノルルマラソンも近づき、カハラ辺りは走る人も多い。
しかしこの天気で10時過ぎに走るのは体に悪そう・・・。
ハナウマ湾の入り口では、セキュリティーが赤いコーンを並べているところだった。
まだパーキングは空いているようだ。
モロカイ・ルックアウトに差し掛かると、目の前の水平線にモロカイ島、マウイのハレアカラ、そしてビッグアイランドがくっきりと見えた。
マカプウを回って東側もまずまずのお天気。
日曜と言うことで混雑を予想していたが、ベロウズビーチは平日よりちょっと多いだけ。
白い砂が眩しく、海は今日もエメラルドグリーンに輝いていた。
そのうち少しずつビーチゴーアーが増えてきたが、ワイキキの10分の1くらいだろうか。
午後になると風が北寄りに変わり少し涼しくなった。
ブギーボードをして遊んでいたお客さん達も既に着替えたので、少し早目にビーチを出て、帰りにカハラモールに寄ってシナボンを食べた。
今日は限定の「ストロベリー・ミニボン」があった。
2004/11/22 (月) KTファンツアー
朝はコオラウ山脈に雲が多かったが、ワイキキからダイアモンドヘッドの向こう側は概ね晴れているようだった。
元々当たらないハワイの天気予報だが、雨季の走りのこの時期は、どの予報を見ても全然違う。
波情報でさえ随分いい加減。
さて今月2度目の「KTファンツアー」は、ご主人の方がファン暦が長いと言うご夫婦がお客さん。
ワイキキを出てすぐ、カイマナビーチパークの「ウォーメモリアル」の前で記念撮影をしビーチに向かうと、いつもハウの木の下でたむろしているローカルのリタイア爺さん連中がニコニコと声をかけてくれた。
カピオラニ公園からカハラ辺りでは走っている人が多い。
チリで開かれていたAPEC首脳会議に出ていた韓国のノムヒョン大統領が昨晩からホノルルに立ち寄っていて、今日はカハラ・マンダリンホテルでレセプションがあるという話だったが、ワイアラエパークの手前でも特に警備をしているような気配は無かった。
カラニアナオレ・ハイウェイを走り、ハナウマ湾の入り口を過ぎると今日もマウイ島のハレアカラやハワイ島がよく見えた。
昨日よりも海はさらに穏やかなようだった。
しかしマカプウ岬を回って断崖のパークエリアに車を止め、溶岩の上を歩いてマカプウビーチを横から見下ろすと、ここは4フィート以上の厚い波が寄せていた。
今日のベロウズは月曜と言うこともあってとても静かだった。
東海岸は少し雲があったが風は今日も弱く、天気は読めなかった。
カネオヘに入る時に一瞬シャワーに当たったが、上手い具合に晴れ間が付いて回り、カーアヴァやプナルウの海はとても綺麗だった。
久しぶりにフキラウビーチに寄ると、ビーチには全部で10人ほど。
これでも多い気がしたが、海はきらきらと輝いていた。
タートルベイリゾートに寄って、このツアーならではの撮影ポイントに向かう。
前は何も無い場所だったのだが、今はフルーツスタンドの他にシュリンフードのワゴンが出ていて、我々が撮影を始めると不思議そうな顔で見ていた。サンセットビーチではサーフィンの大会で使ったタワーを片付けていた。
沖には6フィート以上の波が上がって、サーファーも見物人も多かった。
彼らを横目に我々はビーチを歩く。
砂は決して熱くなかったが、風が弱かったので汗をかいた。
伝説のブギーボーダーの聖地をお参りして車に戻り、冷たい水をゴクリ。
ワイメアも3フィート近いショアブレイクが大きな音を立てていた。
路肩からビーチが見えなくなってきたので、早く雑草のサトウキビを刈って欲しい。
チャンズリーフやラニアケアも波は良いサイズだった。
ハレイワに入ると少し雲が出てきたが、アリイビーチパークではちょうどサーフィンの大会が終わったところで、いきなり渋滞したが、我々がランチを食べ始める頃にはほとんど人がいなくなった。
のんびりとランチタイムの後、ハレイワタウンで一時解散。
ノースショアマーケット・プレースは静かだった。
ハレイワの町外れのポイントとパイナップル畑の中のポイントで撮影をして、ワイキキに戻る。
島の南側はすっきりと晴れ渡っていた。
2004/11/23 (火) ホノルル・エアポート
アメリカでは国際便の入国乗客に対して指紋採取と写真撮影が行われるようになり、既にこれを体験した人も増えてきた。
当初は機械の故障や、イミグレ管理官のオペレーションのミスなどであまりスムーズには行っていなかったが、これも次第に改善される・・・はずだった。
ところが入国審査の待ち時間は長くなったままで、全米でも最も待ち時間の長い空港になっている。
ホノルルはアジア方面からの乗客が7時から11時までの午前中に集中するため、改善が難しいのだそうだ。
そこで今出ている案と言うのは、到着時間をずらす事。
当然出発時間を変えなければならないが日本の空港は夜間使えないところが多いので、早く出発してハワイの夜中に付く便が出来るかもしれない。
そのうちに、空港到着後はヌアヌパリ展望台で日の出を見て・・・なんて言うパッケージが出来るかも。
2004/11/25 (木) サンクスギビング・デー
今日はアメリカは感謝祭の休日。
明日の金曜も休んで4連休にする人も多く、街中はかなり静かである。
これから元旦までがパーティー・シーズンと呼ばれ、クリスマスや忘年会などのパーティーが増える。
このところ数年はそう言ったパーティーも億劫になってきている私も、今週だけで4つのパーティーがある。
胃薬と肝臓の薬は手放せない。
2004/11/27 (土) BBQパーティー
今日は友達のBBQパーティーに呼ばれた。
ハワイと言ってもやはり屋外でのBBQは夏場が中心なので、これが恐らく今年最後かなぁと思いながら、防寒用の上着も用意して出かけた。
アッパーマキキの今度に到着すると、みんなプールで泳いだり、ジャクジーに入ったりしてリラックスしていた。
上着も持ってきたが、水着はいつでも持ってるので、すぐに着替えて私もプールで一泳ぎ。
その後ジャクジーに浸かって、空に星が見えてくる頃、ビールとBBQを楽しんだ。
しかしやっぱりシャワーが来た。
ちょっと雲が厚そうなので、皆で慌てて屋根の下に移動。
いつの間にかシャワーも止み、虫が鳴き始めた。
芝生から雨の匂いが漂い、誰もいないジャクジーからは湯気が立ち上っていた。
満月が眩しく顔を出した。
2004/11/30 (火) ウォルマート&サムズクラブ
アラモアナSCの山側、ケアモク通り沿いに出来た大型量販店のウォルマートと、サムズクラブに行って来た。
実は10月には既に両店ともオープンしていたのだが、「相当混んでいた」とオープン後すぐに行った友人に聞き、最初のうちは物珍しがって大勢行くがどうせ落ち着くだろうと、混雑の嫌いな私はしばらく敬遠していた。
サンクスギビングのウィークエンドセールも終わり、クリスマスにはまだ少しある平日の昼間ならばゆっくり見れるかなと思い、ケアモクをロスドレスの前に出来た信号で曲がり入っていくと、広い駐車場だがかなりの車の数でスペースを探すのろのろ運転の車が私の前に3台もいた。
今日はパーキングの様子も見たかったので1階を諦めて2階に上がると、なんとガラガラ。
まだ皆パーキングの構造をよくわかっていないようだ。
最初に1階のウォルマートに入ると、車で来る人以上にアラモアナ方面からぞろぞろと歩きの人が多いのに気づいた。
日本人観光客も見かけたが、すぐそばのアラモアナSCに比べてとても少なかった。
しかしワイケレのようにツアーのステッカーを貼っている人もいたので驚いた。
この近場にツアーで来ると言うのだろうか?
さてこのウォルマートは、K−マートのように生鮮食料品を除く生活品全てを揃えている全米チェーンの大型量販店だが、今までオアフ島はワイキキ近辺には無かった。
それ程混んでいると言う印象ではなかったが、K−マートより小奇麗で、品揃えが豊富、平均的に値段も少し安い。
ミリラニ店には以前何度か行ったが遠い。
近くにこう言う店が出来たのは嬉しい。そして今度は2階に上がってサムズクラブ。
ここはコスコの様な会員制の量販店。
やはり全米チェーン展開をしている。
今までツアーで使うグアヴァジュースや会社の備品などをコスコで仕入れていたが、ハワイカイまで行くのは確かにちょっと遠かった。
ダウンタウンの方が近い事は近いのだが、いつも混んでてあまり好きじゃない。
似たような店が近くに出来るのならそちらの方が良い。
実は数日前に行った友人から、グアヴァジュースや「お〜い、お茶」も売っていると言う話は聞いていたので、早速入り口で会員登録。
その場で写真を取って、会員証を交付。
そして中に入る。
さすがにこちらは会員制だけあって中の人は少なかった。
しかしハワイカイのコスコは平日の昼間でもこんなに空いている事は無い。
広い店内を角から角まで見せてもらった。
内容はコスコとほとんど変わらない。
しかもコスコと同じようなホットドッグ・スタンドがあり、値段も飲み物つきで1ドル50セントで一緒。
ただ、こちらは中にあるので会員専用。
ビジネス会員になったので、ツアーにしようかな?
チャーターでしたらすぐにお連れします!
結局2店を2時間半ほどかけて歩いた。
結構疲れた・・・。
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