2005/01/01 (土) Hauoli Makahiki Hou! |
2005年は雨で始まった。
ニューイヤーズ・デーのホノルルは走っている車も少なく、真っ白な空の下、雨の音だけが聞こえていた。
私は元々今日の仕事は無かったが、これではツアーにはならないだろう。
KIKUテレビで夕方5時から始まった「紅白歌合戦」は、2曲毎にCMが入り、10時に終了。
「マツケンサンバ」は凄かった。
今年こそ平和な年になって欲しい。
2005/01/03 (月) マカプウ・ハイク |
昨日まではっきりしないお天気だったが、今日は朝から晴れた。
今年初めてのマカプウ・ハイキング。
この冬は既にクジラを見ているが、歩き始めてすぐにすれ違った人に聞いてみると、今日もいるらしい。
海が見え始めると、歩きながらも目を凝らしてクジラばかり探していた。
ワイキキは風が穏やかだったが、マカプウは風が抜けて少し白波が立っていた。
遠くにクジラの潮吹きが見えたが、お客さんはよくわからないようだった。
頂上の展望台で地球をぐるりと見渡してから、スパム結びでスナックタイム。
下っている途中で海にヨットが浮かんでいるのが見えた。
そのヨットの進む先で潮吹きが上がった。
今度は皆さん確認出来たようだ。
最後には子クジラのジャンプも見えた。
今日はローカルの小学生の遠足もいた。
犬の散歩も多かった。
マカプウが賑わうシーズンである。
2005/01/04 (火) エアポート |
仕事で日本に戻っていた友人を迎えにホノルルエアポートに行った。
パーキングの入り口にはセキュリティーが立っていたが、特に止められる事も無く、警戒レベルは下がっている感じだった。
個人出口付近は出迎えの人に混ざって、日本の撮影クルーがいた。
知っている顔は無かったが、マイクやカメラが出ていた。
お正月にハワイに来る芸能人をキャッチしようとしているのだと思うが、3が日も過ぎ、クルー達もなんだか疲れ気味に見えた。
今日は西よりの風が吹き、午後は雲が多かった。
2005/01/05 (水) ワイマナロ |
今日はワイマナロへのビーチピクニック。
朝から晴れていたが、風は南西から吹いていた。
平日だし空いていると思っていたベロウズは、随分人が多く驚いた。
アメリカ人観光客やローカルの学生、また日本人を含む留学生風の集団もいた。
時々2フィート程に上がるショアブレイクでブギーボードなどして遊ぶ人達は多く、ワイキキには比べ物にならないが、ビーチは賑わっていた。
午後になると後ろのコオラウ山脈の上空に雲が張り出してきて、山から吹き降ろす風が涼しくなってきた。
お客さん達も寒そうになってきたので、少し早めに切り上げてワイマナロを出る。
帰りにカハラモールに寄って、シナボンを食べたりして時間をとった。
2005/01/06 (木) CIコンボ |
早朝のホノルルは雨模様だった。
風が弱く心配だったが、お客さんをワイキキに迎えに行く頃には雨は上がり陽も差してきた。
カラニアナオレ・ハイウェイを東へ進むと晴れ間は広がり、サンディービーチでは砂が光っていた。
マカプウには4フィート程の波が寄せ、数名のローカルが遊んでいた。
ワイマナロまでは天気が良かったが、ウィンドワードサイドは晴れたり曇ったりが続いた。
ノースショアも雲は多かったがシャワーの気配は無かった。
サンセットビーチはサーファーと見物人でごった返し、沖には8フィート程の波が立っていた。
貸切のハレイワ・アリイビーチパークでランチの後、ドール・プランテーションに行くと、アメリカ人観光客より日本人の方が多く見えた。
ハレイワに戻って一時解散。
ノースショアMPで顔見知りに挨拶してから本を読み始めるが、なんだか少し風が冷たかった。
雲は少なくなってきたが、夕陽はどうだろうか?
集合してからラニアケアに寄り、ウミガメをチェック。
最近よく見る甲羅の傷ついた大きなカメがビーチで寝ていた。
サンセットビーチに戻ると、波は10フィートを超えていた。
残念ながら夕陽は見れず、夕焼けも少し色が出たくらいだった。
ワイキキに戻る前、オプションでタンタラスの丘に上がった。
北風が強くなり丘の上は寒いほどだった。
ワイキキの夜景を見てから戻った。
2005/01/07 (金) サークルアイランド |
夏場はもう明るい朝6時半も、この時期はまだ大分暗い。
少し白み始めた空を窓から見ながらシャワーを浴びていると、真っ赤な朝焼けと共に陽が昇ってきた。
朝から快晴。
ワイキキが晴れていても、島の東側、ウィンドワードサイドや北側、ノースショアまで晴れているとは全然限らない。
実際今日もコオラウ山脈の頂上付近にはべっとりと雲が張り付いていた。
ダイアモンドヘッド沖は1フィート、サンディービーチはショアブレイクが2フィート、左奥が4フィート程になっていた。
マウイ島までは見えるものの、はっきりとはしていなかった。
マカプウ岬の路肩はそれ程車が止まっていなかった。
東側に出てルックアウトから見下ろすと、4フィート程の厚い波が寄せていた。
カネオヘ半島の先も雲は少なく、ウィンドワードも晴れていた。
ワイマナロのビーチは空いていた。
マイナバードが大きな声で鳴いていた。
「スモウ・コネクション」には日本人のリムジンツアー客が数組いた。
クアロア・パークに着くと、そのリムジン客もいた。
普段はあまりリムジンはここで見かけないので、チャーターなのかもしれない。
穏やかな東海岸のビーチも、沖のリーフには6フィート以上の波が立っているのが見える。
カフクのバナナ畑の横の、クネクネの迂回路が作られていた部分の道路工事がようやく終わったようだ。
シュリンプ・ファームの端は「タナカ・ストア」などのアンティークショップや、民芸品店が幾つかあっただけだが、最近はここにもシュリンプ・ワゴンが複数進出してきて、それが他の店も呼び込み、ちょっとしたモールになっている。ティーの木の畑を過ぎて、赤いハイビスカスの垣根が見えてきたらタートルベイ。
ノースショアもお天気は最高だった。
サンセットビーチの路肩のパーキングは一杯だった。
10フィート程の波がスローモーションのように崩れている。
ここは観光客が多かった。
サンセットビーチ小学校では校庭で子供たちが走り回っていた。
シャークスコーブの手前の民家の庭には、真っ赤なポインセチアの木が目立つ。
ワイメアは沖に5フィート、ショアブレイクは3フィートほどあり、音を立てていた。
ラニアケアにはビーチに1頭、海の中に1頭ウミガメがいた。
ハレイワのアリイビーチパークは今日も貸切で、時々丸い落ち葉の降るモンキーポッドの木の下でランチタイム。
自由時間は「バンザイ・寿司バー」でシェフ達と駄弁っていた。
夜は結構忙しいようで板前さんを募集していると言うことだったが、ノースに住んでいる日本人は少ないので、ホノルルから通える人になる可能性が高い。
勿論日本人でなくても構わないのだが、ノースで寿司が握れる人自体が少ないと思う。
これからどういう展開になるか楽しみ。
最近仲良くしていた「オーシャンズinグラス」のアニーちゃんが、店を辞めてメインランドに帰るのだそうだ。
この店は店員の回転が速いので仕方が無い。
ドール・プランテーションはアメリカ人が多かった。
この辺りは海岸線に比べると気温が若干低くヒンヤリした感じがするのだが、メインランドの寒い地方から来たツーリストにはまだまだ暑いらしく、随分涼しい格好で歩いていた。
金曜と言うことで帰りのフリーウェイはしっかり渋滞したが、一日中お天気には恵まれた。
2005/01/08 (土) 魚BBQ |
今年最初のBBQパーティーをハワイカイの友人宅で開く事になっていた。
パーティーと言っても最初から予定した人数は少なかったのだが、直前でさらにキャンセルが入り、結局男二人でのBBQとなった。
元々魚中心でと言うことだったが、本当に魚尽くしになってしまった。
アヒポキをつまみにビールで乾杯して、アジとサバのミリン干を七輪で焼く。
今日はこの七輪が目玉。
友人宅のコンドのBBQエリアは予約制で大小様々なのだが、10人ほどは楽に入れるスペースを二人で庭代わりに使っていた。
備え付けのBBQグリルは使わず、持ち込んだ七輪とキアヴェ・チャコールで和風に楽しんだ。
そして秋刀魚。
風のほとんど無い晩だったので、秋刀魚の焼けた匂いが辺りに立ちこめる。
メインランドなら苦情が来るかもしれないこの匂いも、ハワイでは全く問題ないようだった。
最後はあご(トビウオ)。
干物を焼いてバリバリと食べた。
今日はカルシウムばっちり。
見上げれば小さな身の付いたココ椰子、大きくなり過ぎたパパイア、少しだけ花の残ったピンクプルメリア。
時々吹く微風にレインボーシャワーの木が葉を揺らせていた。
2005/01/09 (日) ハワイカイ |
ハワイカイの友人宅に泊まりに行った。
帰りの運転が無いと思うと気が楽。
酔い覚めすることなく、酒を酌み交わした。
ワイキキに近いマキキに比べて、ハワイカイは本当に静か。
時々窓の外で揺れる椰子の葉の音が、風と共に気持ちがよい。
この椰子の木、夕方は色々な鳥が遊びに来た。
ブルブルやマイナバードの他に、すずめ、フィンチ、鳩そしてウグイス。
近くのレインボーシャワーツリーの葉の裏側で虫を捕まえたりしているのが見えた。
最近は日本の芸能人もこの辺りに別荘を持つ人が増えてるというが、よい環境である。
風はまだ南より。
2005/01/13 (木) 新年会 |
今日は空関係の新年会の呼ばれた。
スカイダイバーやパイロットをはじめ、それらの関係者達10数名で、ヤジマ・ガスステーション裏の「大亀」に行った。
私がほぼ一番年下という構成で、ハワイ、アメリカ在住も長期に渡っている人ばかり。
奥の深いハワイの話も面白かったが、最近の風向きの悪さは空関係者には頭痛の種のようだった。
空には三日月が浮いていた。
2005/01/15 (土) 日本食料理屋 |
ハワイに戻ってきているKTと、ハイアットリージェンシーにあるスタジオ・リムのノビー氏とアラモアナに昨年出来た「KAI」という日本食レストランに行った。
ノビー氏は他に北海道からのハワイフリークを3名従えてやってきた。
このレストランは東京の下北沢や阿佐ヶ谷にあるレストランの系列で、店内は和風というよりモダンアート。
お客さんはおしゃれなローカルや日本人在住者が目立った。
お好み焼きをアレンジした料理が有名ということだったが、どの品も良い食材を使っていてとても美味しかった。
しかし、あの値段では美味しくて当然、と言える程結構な料金で、もう自腹を切って行くことは無いかも。
昨年はホノルル市内に幾つか新しい日本食料理屋が出来た。
どこも外観や内装にお金をかけ、味は二の次か料金が思い切り高い。
またカパフルにはずっと工事を続けている焼肉屋もある。
普通ならこれだけ工期がかかっただけで相当な赤字経営になるはずだが、実はあまり儲けを考えていない、というか道楽で開けている店が少なくない。
日本で少し流行った店が、「ハワイにも支店がある」と言いたいだけの為に採算を考えずにオープンするというパターンが多いそうだ。
当然すぐに潰れる店も多いが、客がいないのにいつまでも開けている店もある。
「KAI」は土曜ということもあってとても混み合っていたが、アメリカ人向けの日本食のようだった。
2005/01/17 (月) 風 |
貿易風が一向に吹かない。
昨日はほぼ真南から強い風が吹きつけ、今日は西寄の風が雲を動かしていた。
この時期、貿易風が強ければ気温は下がり、朝夕は肌寒くなる。
ハワイに住む我々にとって唯一長袖が着れる、おしゃれの季節なのだが、今年は夜も半そでに短パンで問題ない。
ノースには10フィートを超える波が来ているが形が悪く、南側の波もぐちゃぐちゃ。
今日はマーチン・ルーサー・キングJr.誕生日の、アメリカの祝日であると共に、ハワイの王朝崩壊の日でもあり、ワイキキでは黒人とハワイアンのパレードが一緒に行われたそうだが、午後から激しく降り出した雨で、空は真っ白だった。
雨季とは言え、天候は安定せず、このところクジラも姿を見せていないようだ。
2005/01/18 (火) ロコツアー |
今年始めたいと思っているツアーに「ロコツアー」がある。
ダイアモンドヘッドクラブのスタッフにも名前を連ねているモーティーは自分でも会社を持っていて、現在は撮影等のコーディネートが中心だが、以前はツアーも独自で企画していた。
彼の会社で行っていたのが「ロコツアー」で、ローカルの生活に触れられるというのがコンセプトのツアーだった。
なかなか好評のツアーだったのだが、彼がそれを辞めてしまい、私がアイデアを頂いて企画を練り直している。
今年のブローシュアには既にその告知を出しているが、早くもリピーターさんからリクエストが来た。
まだ完成していないツアーだが、ローカルの行くお店での買い物がメインで、ディスカウントショップやスリフトショップを回るツアーと言うことで出発した。
昨年秋に出来た「ウォルマート」はアラモアナCSのすぐ北だが、最初にここと2階の会員制「サムズ・クラブ」に行った。
「ウォルマート」はワイキキからアラモアナに出れば、徒歩でも行ける範囲なのだが、皆さんまだ行った事が無いというので30分ほど時間を取った。
ゆっくり回れば1時間でも足りないが、そんな中でも皆さんまずお土産などを買われていた。
「サムズ・クラブ」は何でも大量販売なので、旅行者が買うには大き過ぎ、見学だけ。
次はダウンタウン方面に向かいカリヒの「グロサリー・アウトレット」。
食料品が中心の店だが、行く度に違う物のセールをしている。
ここも見学だけの予定だったが、皆さん少しずつお買い物。
次にディリンハムの「セイバーズ」と「プライス・バスター」。
「セイバーズ」は巨大スリフトショップで、実は私も大好きな店。
よく日本の古着屋さんが仕入れに来ている。
「プライス・バスター」は日用雑貨や小物を中心に何でも安い店。
お客さんの中でも嗜好が分かれ、この時点で既に大量のお買い物を済ましている方と全然の方がいた。韓国料理のファストフードで皆でビビンバを食べた後、モイリイリに引き返して「フラ・サプライ・センター」に行った。
文字通りフラ・グッズのお店だが、民芸品店としても面白いので立ち寄った。
そして次はカイムキの「ベン・フランクリン」。
ここは手芸などクラフトのサプライショップ。
色々な種類の店に行ったが、やはり嗜好はまちまちの様だった。
買い物はこれでお終いで、次はタンタラスの丘に登った。
昼間の公園の展望台は人も少なく、ホノルル市が一望。
写真など撮った後、今度はダイアモンドヘッド・ビーチのルックアウトに行った。
クジラは見れなかったが、こういった景色の良い場所は皆さん喜んでくださった。
「ロコツアー」はまだ企画を練る必要がある。
2005/01/19 (水) ネットショップ |
ダイアモンドヘッドクラブのネットショップはなかなか商品数が増やせず、最近はノニ以外はほとんど取り引きが無い。
増やしたいとは思っているのだが、狭いアパートのオフィスで在庫を抱えるのは大変。
しかし今年は少しずつ増やしたいと思っている。
そんな中、早速増やしたのは本である。
花や鳥などの図鑑、ハワイ語やハワイ弁の辞書など、ハワイでは簡単に手に入るが、今までも友人に頼まれて何度か日本に送ったことがあった。
私もハワイの勉強でお世話になったお勧めの本ばかりを7点扱う事にした。
日本で読めばハワイ旅行の予習復習に使えるはず。
南風が少し収まり、今度は西から吹き出した。
貿易風はまだ来ない。
2005/01/20 (木) ロコツアー |
18日に行ったツアーを元に、少し練り直して正式に「ロコツアー」をオリジナルツアーとして始めることにした。
先日行った店に加えて、「コスコ」「ホーム・デポ」「フィッシャー」を増やし、それぞれの滞在時間はお客さんのご要望で臨機応変にアレンジしたいと思う。
フリーマーケットやネイル用品の問屋、セーフウェイやタマシロマーケットなどもオプションとして増やし、希望の店を回る形も考えている。
雨天でも決行できるツアーとして、他のツアーのバックアッププランとしても役立てたい。
2005/01/20 (木) リサイクル |
今年1月から始まった「ベバレージコンテナ・リサイクルシステム」。
空き缶やビン、ペットボトルが随分溜まったので、デポジットを返してもらいに行った。
家のすぐ近所にもリサイクル回収センターが出来る予定だったが、結局私のアパートから一番近いのはベレタニア通りとアイゼンバーグの角で、7ブロック以上離れている。
沢山の空き瓶を持って歩いて行く訳にも行かず車で行くと、7〜8人の列があった。
皆私よりも多くの空き瓶などを持って並んでいたが、潰してはいけない筈の缶を潰していたり、どう見ても洗っていないペットボトルを袋に詰めていたりで、注意を怠っている人が多い。
私が列の最後尾に着くと、大型コンテナの中と外で作業をしている係員に、「今日はもうこれでお終いだから、今並んでいる人だけ。明日の朝出直してくれ」と言われた。
回収は4時までと聞いていたのに、まだ3時前だった。
別の回収場所では、払い戻すお金がなくなり早仕舞いしたと言う話をニュースで聞いたが、ここは回収した容器が一杯になってしまったのだそうだ。
がっかりしていると、私のすぐ前に並んでいた女性が振り返った。
なんと友人のエリカで、「久しぶり!」などと挨拶をした後、彼女が係員に「彼は私の連れだから、彼まで入れてあげて!」と頼んでくれた。
係員は私の被っていたキャップを見て、「Giantsのファンか?」と聞いてきた。
先日お客さんに頂いた巨人のキャップを被っていたのだが、「YG」のマークではなく、「Giants」としか書いてないもので、どうもサンフランシスコ・ジャイアンツと間違えたらしい。
「オレもGiantsが好きだから、入れてあげるよ」と、思わぬ偶然が重なりそのまま列に並んで待つ事になった。7〜8人と言っても列の進みは遅く、少し前には知り合いのスキューバダイビングのインストラクターも並んでいて、また挨拶。
その後も次々と空き瓶を持った人たちが現れるが、皆追い返されていた。
しかし中にはまた戻ってくるのが面倒くさいと言って、その空き瓶などを最後尾の私の所に置いて行ってしまう人もいた。
嬉しいような嬉しくないような・・・。
30分ほど待ってやっと私の番になった。
結局ペットボトルはもう入り切らないと言うことで、ビンと缶を出したが、まず用意されている大きなバケツに移して目方を量る。
確かにこれなら缶を潰していようがいまいが関係ないように思えるが、回収センターによっては、かつて私がLA時代に目にした機械式の物があるそうで、そのような機械では潰れた缶は受け付けてくれないのだ。
最後に書類にサインをして現金を受け取った。
見てみると4ドル12セント。
一つ5セントのデポジットだから、80ほどあった計算になるが、12セントは一体どこから出てきたのだろう?
まだまだ謎だらけのシステムである・・・。
2005/01/21 (金) ナイトドライブ |
朝方はシャワーが降って、夜のナイトドライブは少し心配だった。
風は弱かったが雲が減り、夜空には月と星が出ていた。
久しぶりに夜のタンタラスに登る。
ルックアウトはバンやリムジンが沢山いた。
お客さんはかなりのベテランリピーターだったが、ここは初めてと言う事で、随分感激されていた。
H-1フリーウェイをドライブ。
レッドヒルを超えるとパールハーバーの夜景が眼下に広がる。
パールシティの公園に車を止め、眩しいほどの月明かりに照らされた芝生にラグを引く。
オレンジ色に染まった夜景を見ながらグアヴァジュース。
見上げればオリオン座。
少し涼しくなってきたと思ったら、どうやら貿易風が戻ってきたようだ。
雲がゆっくりと後ろのコオラウ山脈から流れてきた。
湿度も下がって気持ちが良い。
2005/01/22 (土) ノースショアツアー |
気持ちの良い貿易風が吹き、雲ひとつ無いまさに快晴となった。
コオラウ山脈の上にも雲は無く、稜線がはっきりと見えた。
パイナップル畑を下っていくと、ノースの水平線が少しぼやけて見えた。
朝見た波予報では今日はノースもそれ程大きくなっていないはずだったが、ハレイワ沖には波の作る白い線がいくつも見えた。
ラニアケアのビーチに立ち寄ると、珍しく人がいなかった。
ウミガメはビーチにはいないかな?と思っていたら、水際で波にもまれているカメを見つけた。
しばらく見ているとビーチに辿り着き、前足を使ってずるずると少しずつビーチに上がって来た。
お客さんは大喜び!
記念写真を撮ってからサンセットビーチに向かった。
やはり10フィートを超える波が来ていた。
サーファーも多かったが、ギャラリーも大勢ビーチにいた。
少し休憩した後、ワイメアビーチを覗いてからハレイワに戻った。
アリイビーチも4〜6フィート程の綺麗な波が寄せていて、サーファーや家族連れなどが目立った。
久しぶりに気持ち良く晴れた土曜と言う事もあって、どこのビーチも人出が多かった。
一方ハレイワタウンは観光客の姿が少なかった。
ノースショアMPの隅に毎年早く実をつけるグアヴァの木があるのだが、今年も既に黄色く熟した実が沢山ぶら下がっていて、メジロが数羽で食べに来ていた。
一つ収穫してお客さんと分けた。
甘酸っぱくて美味しかった。
ドール・プランテーションも人が少なかった。
一日中ほとんど雲を見ることは無く、珍しいほど晴れた一日だった。
2005/01/24 (月) ウィリウィリ |
今日も昼過ぎまでは良く晴れていたが、風が弱かった。
オフィスワークを片付けてからアラモアナビーチに泳ぎに行くと、温かい風が南から吹いている。
せっかく戻ってきたと思った貿易風は、僅か2日で止んでしまった。
後ろのコオラウ山脈の上には徐々に雲が広がりつつあったが、ビーチは晴れていたのでしばらく泳いでからビーチパーク内を少し散歩した。
タンタラスの丘の上では既に咲き始めたコーラルツリーの赤い花が、マジックアイランドでも咲いていた。
普通は1月末頃から3月一杯くらいに咲くものだと思っていたのだが、今年は早い気がする。
コーラルツリーはハワイ語でウィリウィリと呼ばれ、白っぽい幹が特徴。
柿の種のような細長い半円形の花は燃えるように赤く、虫が集まるのでそれを求めて鳥もたくさんやってくる。
マイナバードやブルブルが賑やかにせわしなく飛び回っていた。
山の上の雲は夕方からどんどん広がり、夜は何度かシャワーが降った。
2005/01/26 (水) 和食屋 |
先日、このところワイキキ近辺に新しい日本食レストランが次々とオープンしていると言う話をしたが、その一方で煽りを食って潰れてしまう店も増えている。
ユニバーシティの「船場」、カラカウアの「吉祥」など、私もよく足を運んだ店がなくなってしまった。
うちの近所の「初音や」もこのところ明かりが点いていないので、潰れたのかと思ったが、こちらは移転をするらしい。
この所、日系フリーペーパーの「日刊サン」の求人欄はとても賑やかである。
かつて日系の仕事探しのメインでもあった「ハワイ報知」とは比べ物にならない量が、毎日載っている。
これだけ店が入れ替わっていれば当然だが、ビザがあって日本語と英語がちょっと話せれば仕事はいくらでもあると言う感じ。
しかし、そのビザがある人は限られているし、待遇は決して良くは無いので、いつまでも求人を出している店があったり、かなり怪しい感じの求人もある。
インターンと言う名目で日本から人を呼び寄せて、ノービザで(外見上)無償で使っていると言うパターンもあるようだが、今後この辺りは新しい展開を見せそうだ。
予報ではまだ今週一杯くらいは風の無い日が続くはずだったが、今日は夕方からトレードウィンドが戻ってきて、夜はとても過ごしやすかった。
月も明るい。
2005/01/28 (金) メンテナンス |
今のアパートには4年以上住んでいるのだが、掃除と切れた電球を替える以外はほとんどメンテナンスをしていない。
しかし使っていれば次第に不具合も生じる。
そしてそれが少し溜まったので、管理会社に電話をした。
ハワイ名物の羽根窓は開閉用の金具が壊れて、窓の一部が開かなかった。
洗面所の水道の蛇口から水が少し漏れていた。
台所の4つある電気のクッキングレンジ(ストーブ)の内、2つが動かなくなっていた。
これらを伝えると、3人別の人間が来ると言う。
一昨日の朝早く窓の金具の修理は済んでいたが、今日は台所のレンジを取り替えることになった。
私の部屋にあったものは型が古く修理に必要な部品の調達が難しいそうで、新しい物に取り替えてくれると言うので喜んだが、大きなキッチンレンジを出し入れする為に台所の物を一度ほとんど全て異動させなければならなかった。
朝の8時から10時の間に来ると言っていたので、前の晩には台所を綺麗に片付けていた。
一昨日の窓の修理は8時半に来ると言う連絡に対して、やってきたのは8時45分。
しかし今日はなかなか来なかった。
そうこうしている内にプラマーから電話が入り、蛇口の修理をいつにするかと言う打ち合わせが始まった。
出来れば今日来れないかと尋ねると、すぐに行くというので待っていると、10分後には現れて、さっさと直して帰っていった。
11時も過ぎた頃、クッキングレンジのデリバリーから電話が入り、アパートの住所の確認をした。
住所もわかってなかったのか?
ようやくやってきた大男二人が古いレンジを運び出すと、掃除をする時間をくれた。
滅多に掃除の出来ない場所なので、溜まった埃やごみを一気に掃除すると、新品のレンジが運び込まれた。
なんだか気持ちがいい。
2005/01/29 (土) チャーター |
朝からお天気は今ひとつで、シャワーが降ったり止んだりしていた。
今日はお得意さんのチャーターで、ネイル関係用品の買出し。
サークルアイランドなら中止になりそうな天気でもお買い物には影響なく、ダウンタウンの問屋を2件回ってレストラン・ロウでランチを食べた。
午後はサムズ・クラブやウォルマートを少し覗いてお終い。
一時解散の後、夜は「ゆっちゃん」に冷麺を食べに行った。
私は冷麺とキムチチジミのコンビネーションが好きだったが、私よりも辛い物が苦手な方がいたのでチジミでは無くイカの天婦羅を頼む事にした。
日本語メニューには「イカの天婦羅」と書いてあるが、店員は全員韓国人。
「冷麺」は「レイメン」、「チジミ」もそのままで通じるのだが、「イカの天婦羅」はなんて言うのかな?とちょっと考えながらメニューを指差すと、「イカの天婦羅ね」と切り替えされてしまった。
雨が上がるとホノルルの空には星が輝いていた。
2005/01/30 (日) ちょっとドライブ |
午前中は雲が多かったが午後からは日差しが広がった。
タンタラスの公園の展望台に上がると、日曜のせいか人が多かった。
この辺りはコーラルツリー(ウィリウィリ)の花が既に随分咲いている。
タンタラスを降りてH-1フリーウェイに入り、パリ・ハイウェイを北に進む。
ひんやりした空気の流れるコオラウ山脈を超えてカイルアの町に入る。
大分日が傾いてきたカイルアビーチでしばし寛ぐ。
椰子の木の影が長い。
帰りはワイマナロ、マカプウを回って、夕陽に染まるホノルルに戻った。
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