2005年08月01日
曙3
アロハスタジアムで行われたK-1の試合はハワイでは放送されず、またメインランドでは今後放送される予定があるのだが、ハワイではこれも無い。
テレビのローカルニュースでも試合結果が出なかったが、インターネットで日本のスポーツサイトを見て、曙の負けを知った。
翌朝のホノルル・アドバタイザーにはちゃんと写真付きで結果が載っていたが、1ラウンドでの惨敗だったようだ。
今日はアンティー・ジェンに会った時何と言おうかと思いながらツアーに出て、お客さんにもこの事はちゃんと知らせておいたが、実際「スモウ・コネクション」に着くとアンティーは意外とさっぱりしていた。
「残念だったね」と言うと、「イイのよ」とニッコリ。
新聞などの記事によると、最初は自信喪失気味だった曙も、8月4日にある試合に向けて再び闘志を燃やし始めていると言う。
アンティーはマイペースで新製品の売り込みに一生懸命だった。
以下がアンティー・ジェンのオリジナル「Big MAMA」ブランドのコナコーヒー。
ラニアケア
3年ほど前まではウミガメを発見できる確立は50〜60%ほどだったノースショアのラニアケア・ビーチは、今ではほぼ100%見る事が出来るようになった。
ビーチに上がっているのも夏は6割以上、冬でも3割以上の確立で、まさにウミガメビーチになった。
この数年でワイメアビーチの路肩のパーキングが減って、車を止めて「飛び込み岩」を見るのが難しくなったため、ノースを通るツアーではほぼ毎回ラニアケアに立ち寄っているが、カメが見れなかった事は去年は1回、今年はまだ一度も無い。
ビーチには「カメに触ってはいけません」と言うサインの他に、最近では「餌をあげてはいけません」「からかってはいけません」などの大きなバナーまで掲げられているが、あまりの人の多さに、ちょっと位ならと言うモラルの無い観光客も多い。
最近はほぼ毎回、カメに触ったりしている子供だけでなく大人もいるのを目撃するが、監視員が常駐している訳でもなく、私に何の権限があるわけでも無いので、自分のお客さんにだけ注意を払っているが、何しろ見ていてカメがかわいそう。
今日もこの混雑。
そしてカメの周りを取り囲む。
そのうちカメをいじめたり、悪さをする人間が出てこない事を祈っているが、その時浦島太郎は出てくるのだろうか?
サンセット
CIコンボツアーでは日没の時間に合わせてハレイワタウンでの散策時間を調整しているが、夏場は日が長いので早めにサンセットビーチに移動して、ビーチで寛ぐ事が多い。
今日も日没の2時間前にはサンセットビーチに到着したが、お客さんは子供連れだったので、広いビーチで楽しそうに遊んでいた。
私はハレイワで待っている時に本を1冊読み終えてしまっていて、ちょっと手持ち無沙汰だったが、車の近くに座っているとブロンドの白人女性が声をかけてきた。
以前ノースショアMPのガラス細工の店で働いていたアニーと言う女の子で、メインランドに引っ越すと聞いてから既に半年は過ぎていたと思う。
再会を喜んで話をすると、今はメインランドでアートスクールに通い、将来はまたハワイに戻って来たいと言う事だったが、あまりにもハワイが恋しくて夏休みを利用して遊びに来ているのだと言う。
これから仲間とサンセットビーチでBBQパーティーなのだそうだ。
次第に陽が傾いてきたが、雲が増えてきた。
日没の瞬間は見れなかったが、綺麗な夕焼けが出た。
2005年08月02日
マンゴー狩り2
今日はノースショアのハレイワ・ショッピングセンターでマンゴーを収穫。
ちょっと小振りだったが、手触りも良く、早速冷蔵庫で冷やして剥いてみた。
小さかったのでそのまま齧り付いた。
種の大きさは普通だったので実は少なかったが、とても落ちていたものとは思えない甘さだった。
美味ー。
2005年08月03日
暑中お見舞い申し上げます!
昨日、今日で今年もまたダイアモンドヘッドクラブのお客さんを中心に、Eメールで暑中お見舞いのカードを贈った。
お客さん以外にも親戚・友人をはじめ、メールアドレスがわかる方には片っ端から送信したのだが、実は途中ですっかりわからなくなってしまった。
AOLのスパムメール規定に引っかからないように20名ずつBCCにして送ったが、それでも600人以上送れば30通になる。
その送信履歴を消してしまったので、お客さん以外はもうわからない状態・・・。
毎度の事ながら、アドレスが変わっていたり、受信容量がオーバーしていたりで、エラーメッセージと共に戻ってきてしまったメールも多かった。
来ないぞー!とか、私も欲しい!と言う方はメールを下さい。
よろしくお願いいたします。
タコノキ
Yahooの掲示板で植物についての質問が出た。
アダン(ハラ)の木についての質問だったが、この木は根が地上にはみ出る「気根」を持つので、その様子を蛸に見て沖縄などでは「タコノキ」と呼ぶそうだが、ハワイで「タコの木」と言うと、「オクトパスツリー」とか「アンブレラツリー」と呼ばれるゴムの木の仲間を指す。
ハワイでは蛸をオクトパスとは呼ばず、日本語のまま「タコ」と呼ぶので、この木のこともそのまま「タコ」と呼んだり、「タコツリー」なんて言う。
赤い足を天に伸ばしたような枝には、吸盤のような小さな花が並ぶ。
暑中見舞い用の写真を撮りに行ったタンタラスで、愛車「太郎」と一緒に「タコノキ」も撮って来た。
2005年08月05日
カイルアビーチ
今日はカイルアビーチへのビーチピクニック。
ここはワイキキ、ハナウマ・ベイに次いで最も混んでいるハワイのビーチなので、ダイアモンドヘッドクラブとしては、先日ビーチピクニックのメニューから外した。
しかし数年前に全米ナンバーワン・ビーチに選ばれた事もあり、砂の白さと波の穏やかさで、人気はある。
昨年ハナウマ・ベイが全米ナンバーワン・ビーチに選ばれた時は、入場料収入を上げるためのハワイ州からの政治的圧力があったに違いないと、ローカル達は口々に話していたが、カイルアに関しても人さえ少なければ綺麗だと思う。
今日は平日だし、ハワイの学校の中には既に夏休みが終わっている所もあるので、我々が到着した頃はまだそれ程混雑はしていなかった。
時々ウミガメが水面から顔を出しているが、その周りには多くの人が泳ぎ、ビーチは徐々に混雑してきた。
雲は少なく、思いっきり天気は良かったので、今日は私も随分焼けた。
2005年08月06日
モニター
パソコンの表示画面が突然横に伸びて、左右の端が見えなくなってしまった。
実はこの数ヶ月、表示されている画面が縦に突然細長くなり、しばらくすると元に戻ると言う現象がしばしば見られていた。
そろそろ寿命だなとは思っていたが、一応作業は出来たので、目を細めて使っていた。
しかし今度は左右にはみ出た部分が全く見えず、こりゃやばいなと思っていたら、突然画面が真っ黒になり、そのまま成仏してしまった・・・。
パソコンの本体は勿論、キーボードやマウスなどの周辺機器は今まで何度か新しいものに取り替えてきたのだが、モニターだけは一番最初にパソコンを買った1999年以来同じものを使い続けていたのだ。
6年以上も使ったのだから大往生だろう。
と言うことは、今住んでいるアパートにも6年以上いる事になる。
つい最近まで4年くらいだと思っていたのだが、あっという間に歳を取っていたようだ。
さて、モニターがなければパソコンは使えず、今やパソコンがなければ全く仕事が出来ない状態。
早速買いに行く事にした。
まず家に何かチラシが来ていないかなと探したが、「フィッシャーハワイ」のチラシだけしかなかったので、とりあえずあちこちに行ってみる事にした。
最初は「サムズクラブ」に行った。
今までは17インチ画面を使っていたが、後ろのやたら長い古いタイプの物だったので、今度は画面は一回り小さくてもいいからフラットなものが欲しかった。
「サムズクラブ」では17インチが最小で、話にならなかった。
続いて「COMP・USA」に行く。一応本命。
入り口に掲示してあるチラシを見て、目玉商品を見つける。
安いのだが、メール・イン・リベートと言う、商品を買った後にレシートのコピーをメーカーに送るとチェックが送られてくるという面倒なシステムの上、良く見ると”プリンターも一緒に買ったら”と言う条件付。
危なく騙されるところだった・・・。
イヴィレイに向かい、最近出来たばかりの「BEST・BUY」と言う電気製品の大型店に行ってみた。
アメリカ本土では有名な大型店だが、ハワイ進出第一号店はとても狭くてがっかり。
値段も話にならず。
すぐ向かいの「コスコ」にも行ってみるが、条件に合うものは見つからなかった。
意気消沈しながら、「フィッシャーハワイ」のチラシを見てみる。
15インチのフラットパネルが169ドル。
これは確かに安いのだが、「2個限り」と言う注意書きがあり、2日前に来たチラシと言うことを考えると、可能性は低い。
しかし帰り道に寄って、カスタマーサービスに聞いてみると、奥の電気製品部門に案内された。
そういえば前に電卓を買いに来たときにもここに案内された事があった。
電気部門の係員に聞いてみると、「まだあるよ」と言われた。
ラッキー!!
彼の話によると、「2個限り」と書いてあったが実際には5つもあり、まだ4つ残っていたのだそうだ。
「5軒もまわって、ここが一番安かったよ」と言うと、「うちの店はクレイジーだからね」と言われた。
家に持ち帰って早速接続。
オフィスがすっきりとした。
ボーンネックレス
昨年から見てもほぼ倍近くに上がったガソリン代。
日本のニュースを見ても同様の事は報じられているので話題にはしたくなかったが、ツアーにかかるコストも上昇している。
以前は島一周$20くらいのガソリンで回れたのが、今は$30以上。
先日料金体系を細かくしたのもその対処の為であるが、実際まだまだ上昇分を吸収し切れていないのが現状。
今年はダイアモンドヘッドクラブの10周年。
派手なイベントなどやるつもりは無いし、やるだけの余裕も無い。
正直言ってよく10年間維持できたなぁと言うのが感想である。
だが、その10年目の年にいきなり料金を上げる事はしたくないので、頑張っているのがインターネットショップ。
昨年から人気の上がっている「NONIフルーツレザー」に加えて、今年はボーンネックレスの売り上げが好調である。
元々は私がKTとスラッキーにプレゼントしたのがきっかけで、KTがライブ中にしてくれたり、カウントダウン・ライブの際にKTオリジナルのボーンネックレスを作ったりして、KTファンから徐々に広がっていった。
ボーンネックレスの中でも特にフィッシュフック型と言う釣り針を模ったスタイルは、ハワイで歴史的にも実用され、家に代々受け継がれてきた釣り針と言うだけでなく、幸運を釣り上げると言う意味もあって、今でもローカルにも人気の高いスタイルなのだ。
今日はまた少し新しいものを仕入れたので、ネットショップをアップデートした。
日本でもハワイ系のネットショップサイトが多くあるが、ざっと見た範囲ではやはりうちが一番安い!
何しろ商品はハワイの空気と一緒に送らせて頂いている。
ネットショップ直行
2005年08月08日
サークルアイランド
このところお客さんに「ハワイは涼しいですねぇ」とよく言われる。
確かに日中でも33度が限度で、しかも湿度が低く、貿易風も涼しいので、36度とか38度なんて体温より気温が上がっている日本に比べたら、当然過ごしやすい。
しかし今の時期、日本からいらっしゃる方が特に過ごしやすいと感じるのは朝晩の事のようだ。
熱帯夜の続く日本の朝晩の気温に比べて、ハワイは陽が沈んでいる時は熱をどんどん放出して、それこそ風が吹けば少し肌寒くさえ感じる。
今日も日差しは強かったが、ウィンドワード・サイドでは窓から吹き込む貿易風が気持ち良く、カハナのような湾内で風がさらに冷やされる場所ではまさに天然クーラー。
24時間電気で作られたクーラーの中で生活している人の多い今の日本は、もはや自然の空気さえ貴重なものなのかもしれない。
今日もハレイワでマンゴーを拾ったのでお客さんにプレゼント。
帰りのH−2フリーウェイでパラパラとシャワーに遭ったが大きな虹が出て、H−1に入るとダブルレインボーになった。
ABC
ABC:Alphabet City(1987)
A面1曲目の「WHEN SMORKEY SINGS」、5曲目の「ARK-ANGEL」は懐かしい。
THE HUMAN LEAGUE
THE HUMAN LEAGUE:CRASH(1986)
A面3曲目「HUMAN」は渋谷のディスコのチークタイムを思い出す・・・。
B面1曲目の「I NEED YOUR LOVING」も良かったなぁ。
HEART
HEART:HEART(1985)
「THESE DREAMS」は名曲。
「WHAT ABOUT LOVE」、「NEVER」や「NOTHIN' AT ALL」など、
いい曲が多いアルバムだった。
2005年08月09日
マノアフォールズ・トレイル
昨日の時点では、今日は雨の予報が多かった。
朝、コオラウ山脈を見るとしっかりと雨雲が架かっていた。
風が弱くなり雲の動きが鈍い。
心配しながら支度をしていると、徐々に雲が消えて晴れてきた。
夏休みと言うことでお子さん連れのお客様もいらしたが、街の花など説明しながらマノアヴァレーの奥に入っていくと、時々風に流れて雨粒がフロントグラスを叩いた。
トレイルの入り口に車を進めると、いつの間にかフェンスが出来ていて、車の進入が禁止されていた。
しかし人はちゃんと出入りしているので、トレイル自体が閉鎖と言うことはなかった。
パラダイスパークのパーキングに少し戻ると、ちゃんと「トレイル・パーキング」と表示されていたが、しっかり$5取られた。
朝の雨のせいでトレイルは普段より湿っていたが、ワイヒ川のせせらぎが耳に気持ち良く、洗われた緑が出す匂いは我々を元気付かせた。
途中マウンテン・アップルの実があちこちで目立っていたが、手の届きそうなものはなく残念。
膨らみ始めたグアヴァの実も見つけた。
滝の近くではやはり風に流された雨がぱらぱらと落ちてきたが、雨合羽を着るほどでもなく、滝を見ながらスパム結びを食べ、下山し始めると雨も止んだ。
今日は出てこないなぁと思っていたシェイマが最後の最後に出てきて、鳴き声を聞かせてくれた。
2005年08月10日
衆議院解散
郵政関連法案が参議院で否決され、小泉首相が衆議院を解散した。
また日本の政治が少し面白くなってきた。
自民党に深く根付いている、いわゆる族議員を追放し、派閥に関係なく、自分の信念を持って内閣を組織し、改革を断行してきた小泉首相は、ここで国民の審判を問うた。
自民党は今や分裂の危機に置かれたが、これこそが政界再編の第一章の気がする。
この際自民党がどうのこうのではなく、小泉流で日本を変えていくか、旧態依然とした派閥や族議員を生み出す土壌を続けるかの選挙になると私は思う。
戦後60年目の節目にして、安倍幹事長代理や石原東京都知事などやや右寄りと呼ばれる人達の発言に人気が集まっているが、これは別に軍国主義思想などでは全くなく、日本を主権国家として自分たちの意見をちゃんとはっきりと主張できる国にしようと言う考え方が浸透してきている結果だと思う。
そんなときに派閥だとか、族議員だとか、さらには談合だとか、いい大人がやることでは無い。
もっと大人にならなきゃ外国とは渡り合えない。
アメリカにすっかり骨抜きにされ、文化・経済的に感化され、日米安保の元に軍事基地を提供してアメリカの軍事戦略の片棒を担いでいる今の日本は、戦後の平和主義を認めてもらう事が出来ず、近隣諸国から仲良くしてもらえない。
この状況を今の日本人が活力を取り戻す為に有効利用しない手は無い。
世界に日本の立場を説明する為にはとても良い時期のように思う。
まだまだ今の日本に出来る事は小さいかもしれない。
しかし目標を持たない国家が繁栄するとは思えない。
小泉さん!是非自民党をぶっ壊して、新しい日本を作って欲しい。
この際「自民党」と言う名を誰が継ごうと問題では無い。
日本人に自信と勇気をもたらしてくれ!
これからどうなるか本当に楽しみ。
私は既に日本の選挙権は無いのですが、これを見た皆さん!是非選挙に行って自分の意見を表明してください。
祖国の繁栄を願って。
2005年08月11日
ワイキキの夕日
ワイキキで海に陽が沈むのは基本的に冬場だけ。
カイマナビーチ辺りまで行くと角度が変わるので、期間が変わる。
クヒオビーチから見ると、夏至を過ぎて今は徐々にバーバーズ・ポイントの先端に近付いてきている。
今日は夕方カラカウアを走っていると、赤く夕焼けに染まったバーバーズ・ポイントが綺麗だった。
太郎のラジオから流れるKINEでは、カジメロ・ブラザースがまるで夕焼けに合わせたBGMのようだった。
2005年08月12日
えぞ菊
ワイキキには多くのラーメン店があり、ワイキキを出ても日系のラーメン屋は多い。
しかし!美味しいラーメンは一つも無い!
と、私は思う。
本来凄くラーメン好きの私としては、これだけ日系人がいて日本人がいて、日本人観光客が多いハワイにまともなラーメンが無いのは非常に残念なのだが、ダシに使う食材が違ったり、日本からわざわざ輸入している物も防腐剤の臭いがしたり、日本と同じ条件でラーメンが作れないと言う事が問題のようだ。
だから全く系統の違ったベトナム・ヌードルや韓国冷麺の方が余程美味しく感じてしまうのかもしれない。
ただ、強いて言えば一つだけ、まあ許せるラーメンが「えぞ菊」の中華ラーメンだった。
あっさり醤油味で、これは10年前に私がまだ別会社のドライバーをしていた頃、昼時にワイキキにお客さんをピックアップ、またはドロップオフに来た時にはよく食べていた。
「えぞ菊」はワイキキ内に数店舗、ハワイ大近くにもあるのだが、実は店によって味が違う。
私が気に入っていたのはオーシャン・リゾートホテルの並びで、現在のマリオットホテル裏側、パオアカラニ通りの「えぞ菊」だった。
ここのシェフは私が通い始めた頃に新人で入ってきた中国人で、店を切り盛りしていたのは日本人のオバちゃんだった。
私が行くとチャーシューやメンマを必ずオマケしてくれたのだが、ここ数年は昼時にワイキキにいるという事が少なくなったので、ほとんど行っていなかった。
ところが今日ここの前を通るといつの間にか店がなくなっていた。
隣にあったABCストアも含めて、建物自体を建て替えているようだ。
確かに前は古いアパートの一階部分だったので、きっと綺麗になって生まれ変わってくれると信じている。
2005年08月13日
インタマ
ワイキキ近辺の日本人が「インタマ」と呼ぶのは、インターナショナル・マーケットプレイスの事である。
カラカウア通りに面していながら、とても怪しい雰囲気を出しているが、ブランド品店など覗くよりは、よっぽど面白い。
多くの屋台ではお土産物を売っているが値札は無い。
そして「これいくら?」と聞いた時から駆け引きが始まる。
基本的にいわゆるパチ物が多いので、言い値で買うなんて絶対に駄目。
例えば「20ドル」と言われたら、「じゃあ10ドル」と半額くらいで始める。
すると最終的には15ドルくらいで商談が成立するのだが、中には日本人の足元を見て絶対に譲らない店もある。
そういう時は「サンキュー!バ〜イ!」と立ち去った方が良い。
後ろから英語や韓国語や中国語で何か罵られる事もあるが、そんな事気にしない。
奥の方のフードコートからはイイ匂いが漂ってくるが、ネズミが走り回ってるのも事実。
以前タワーレコードのワイキキ店がインタマにあった頃は私も時々行ったが、この数年は全く入った事が無い。
40年前のエルビスプレスリーの映画「ブルーハワイ」では、エルビスの彼女が勤める旅行会社のオフィスがインタマの目の前にあり、窓から今と変わらぬ入り口の風景が見える。
現在はロイヤルハワイアン・ショッピングセンターとワイキキ・シアター跡地が工事中だが、ここもワイキキ再開発の流れに乗って、今年中に改装が始まる。
今度は3階建ての駐車場付きショッピングセンターになるらしいが、そうなると今のような雰囲気は全くなくなってしまうだろう。
昔のハワイを偲ぶ物がまた一つ消えていく。
2005年08月14日
トランジット・タックス法案
ホノルル市議会はこの度「トランジット・タックス法案」を可決した。
これはホノルルにマス・トランジット(大量輸送システム)を導入する為の財源を確保する為に、消費税を引き上げる法律だ。
今後ハネマン市長が署名して発行するが、2007年の7月1日からハワイ州の消費税4%に0.5%を上乗せして、オアフ島では4.5%を徴収される事になる。
慢性化しているオアフ島の交通渋滞対策として、電車などの大量輸送システムを構築するのが目的だが、その手段についてはこれから検討されるそうだ。
確かに、設計ミスとも言われるH-1フリーウェイのダウンタウン付近の渋滞は、酷くなる事はあっても、このままでは解決の見込みは無い。
ようやく解決策を探り出したようだ。
ノースショア
朝からホノルルは快晴だった。
平日ならラッシュの終わっているフリーウェイも、土曜の為途中まではとても混雑した。
パイナップル畑の中をノースに向けて降りていくと、穏やかな海がキラキラと光っていた。
どこのビーチも人出は多かったが、青い空と青い海が美しかった。
2005年08月16日
マカプウコンボ
久しぶりにマカプウ岬に登った。
マカプウ岬の麓、カイヴィと呼ばれる地域は7月18日に藪火事が発生して、カラニアナオレ・ハイウェイが数時間に渡って閉鎖された。
その後、ここを通ると焼けた地面がなんとも痛々しかったのだが、今日は写真を撮ってきた。
元々ここは荒涼とした感じの場所だったが、黒く焼けた藪は墨の匂いが少し漂っていた。
しかし第2コーナーを回ると、澄み切った空の彼方にはモロカイ、マウイ、そしてビッグアイランドが水平線に見えた。
そして頂上からはこの景色。
気持ち良く山を降りた後は「KENEKE'S」でサバ弁当を買ってベロウズビーチへ。
今日も雲が少なくとってもイイ天気。
日曜と言うこともあって人が多かったが、こんなもの。
波遊びにも丁度良いほどのショアブレイクが上がっていた。
2005年08月18日
ワイキキでまた事故
月曜の朝、ワイキキでツアーバンが歩道に乗り上げ、日本人旅行者を3人なぎ倒す事故が起きた。
昨年5月にトラックが歩道に乗り上げ、日本人女性の旅行客が一人亡くなられた事件はまだ記憶に新しいが、今回の事件はそのすぐ斜め前。
昨年はワイキキ交番とモアナサーフライダーの間だったが、今度はハイアットの前、つまり交番の真ん前だった。
一時重態だった被害者の女性は回復に向かっているそうで、他の二人のうち一人は軽傷ですぐに退院し、もう一人もまだ入院はしているが、程度は軽いそうだ。
昨年の事故はドライバーが運転中に意識を無くしたことが原因だったとされているが、今回は目撃証言によると、別の車がツアーバンの前に突然割り込んできて、衝突を回避する為にツアーバンのドライバーが急ハンドルを切ったために歩道に乗り上げたらしい。
ワイキキは歩道にいても安全で無い場所だとは思いたくないが、すぐ横を車が通る場所でたむろしてタバコを吸っていたり、また信号無視をして横断歩道を渡る日本人をよく見ると、日本人の車のドライバーに対する信用度が高すぎるように思う。
アメリカの運転免許証は、日本のように教習所に通って高度な技術を必要とせずに取得が出来る。
つまり基本的にアメリカ人の方が、運転は下手。
さらに観光客のレンタカーが多いワイキキでは、地図を見たり景色を見たりしながら運転する人が多いので、危なっかしい運転をよく見かける。
旅行中で気分が緩んでいるのかもしれないが、くれぐれも車には気を付けて、ハワイを楽しんでいただきたい。
チャーターツアー
今日はDHCのリピーターさんのチャーターリクエスト。
最初はノースショアのモクレイアビーチに行った。
平日と言うことでビーチには誰一人いなかったが、そのうち水際に集まってきたのはウミガメ。
小さなカメばかりだったが6匹くらいは現れた。
お昼までシュノーケリングなどしてからハレイワに移動。
日本人旅行者の姿も多く、モクレイアの後だとハレイワも混雑して見えた。
たっぷりとランチと散策の後、ホノルルに戻り、マノア・マーケットプレイスに行った。
ここのパーキングにはボトルブラシと言う名の花が咲いていた。
ご覧のように、コップやボトルをシャカシャカと洗う器具のような形をしている。
セーフウェイの前にはこの並木もあり、たくさんのブラシがぶら下がっていた。
ワイキキに戻るとカラカウアはいきなり渋滞。
アウトリガーの大改装工事のため、ルーワース通りが完全に閉鎖され、パトカーが数台止まっていた。
ワイキキビーチはテレビで見た日本の遊園地のプールと変わらないほどの人だった。
2005年08月19日
政界再編第1章
とうとう自民党が壊れ始めた。
綿貫氏、亀井氏らが国民新党を結成して、今後は地方の自民党がどうなるか。
ただ、小泉首相の人気はいまだに高く、郵政民営化への支持率もある。
しかし、この選挙で自民党が勝って、郵政民営化を可決しても、その他の問題に対してはどうなるのか?
自民党が「刺客」と称して反対派議員の立候補地に送り込んだ国会議員たちは、郵政法案に賛成した後、山積する日本の抱える諸問題に対してどう対処していくのだろうか?
ホリエモンまで出て来るそうだが、全て小泉首相や自民党執行部の言う事ばかり聞いていられないとも思う。
とりあえず小泉さんの首相の任期が切れるまでは、小泉流改革を推し進めるのだろうか?
それにしても民主党は頼りない。
反小泉だけでは絶対無理なのに、政策をちゃんと上げられない。
寄り合い所帯なのは自民党も一緒だが、後見人の前総理大臣の意見さえ聞き入れなかった小泉さんが持つ強性さとカリスマ性が岡田さんには無い。
二大政党を目指すならもっと日本人の心をつかんで欲しい。
来月の選挙までにまだまだ動きはありそうだ。
CIコンボ
今日も雲は少なく朝から快晴だった。
ダイアモンドヘッド沖の波は2フィート。
風は緩かったが、午後からは上がる予報だった。
ワイアラエカントリークラブ裏のハイビスカスは目に眩しいほどだったが、ピンクシャワーの残りはほんの僅かだった。
ハワイカイの沖にはパラセイリングが3つ上がっていたが、ジェットスキーは1台しか走っていなかった。
ハナウマ湾の入り口は渋滞。
しかしそこを抜けると、真っ青な海を見下ろしながらココクレーターの溶岩道を走る。
白いビーチに赤い旗がひらめくサンディービーチに到着。
ショアブレイクは3フィート。
今日も砂が光っていた。
黒く焼けたマカプウ岬の麓を後ろにして、ゲートの前を過ぎると、そこは工事用の大型車両が入り、地面を整地している。
マカプウ岬へのツーリスト誘致の一環として、パーキングを整備し始めたのだ。
この分だと来年の冬のクジラシーズンは、相当混み合いそうな気もする。
さてマカプウビーチのルックアウトから海を見下ろすと、ここにも3〜4フィートの波が入っていた。
ウィンドワードのお天気もまずまず。
ベロウズビーチはガラガラだったが、赤旗が3つも立っていた。
ラグを引いてグアヴァジュースをサーブし、お客さんが飲んでいる間にビーチで木の実を拾い、戻ってミニ自然教室。
しばらくワイマナロのエメラルドブルーの海を見ながら寛いで、「スモウ・コネクション」に移動。
アンティー・ジャンの横の椅子に座って少しおしゃべり。
私は店の日本語サイトの作成者と言うだけではなく、最近は店のパソコンのアドバイザーにもなっているのだが、先日アンティーのパソコンがウィルスだらけになって大変だったのだ。
色々アドヴァイスして全て奇麗にしたという事を聞いた。
カネオヘベイ沿いをドライブしてクアロアパークへ入る。
今日はキャンプのテントは一つも見えなかった。
ビーチにはカニの穴が無数に開いていた。
私がいつも説明をする場所の近くには、しばらく花を咲かせたココパームがなかったのだが、今日はミロの木の後ろの大きな椰子が白い花を咲かせているのを発見。
高いところから風に乗って落ちてくる辺りを探し、硬い花びらの小さな花を見つけた。
カーアヴァ、プナルウは今日も本当に奇麗だった。
海は「バスクリン」でも入れたような見事な色で、小魚を釣る人達の姿を何度か見かけた。
以前10月頃にアクレ(鯵)の小魚を釣っていた人たちとスタイルが似ていたので、既にシーズンに入ったのかもしれない。
ノースショアに入る頃には少し風が上がってきた。
サンセットビーチは観光客で一杯だった。
波は全く無く、サーフポイントを説明するのも大変だった。
ワイメアはビーチより飛び込み岩の上の人のほうが多かった気がする。
ハレイワに入るといきなり渋滞。
レインボーブリッジの改修工事の為に、一車線になっていたのだ。
ハレイワ・アリイビーチパークのモンキーポッドの木陰でのランチの後はドール・プランテーションに直行。
ここは凄い人出だったが、私がパイナップルジュースを飲みながら外のベンチで待っていると、ユーカリの葉が音を立てて風に揺れていた。
ハレイワに戻って散策タイム。
ポリトレで新商品が無いかをチェックした後、車で読書。
このところ読書量が凄い。
(そういえばこのブログには「読書」なんてカテゴリも作ったのに、まだ一つしか記事がない。と言うか、「English」なんてまだ一つも無い!)
お客さんたちが戻ってきて、ラニアケアに移動。
ちょうど上がってきた小亀を含め3匹がビーチにいた。
サンセットビーチに戻り、人の減ったビーチにラグを引くが、まだ日差しがきつかった。
少し雲が出てきたがいい感じの日没が見れそうな気配。
そして見事な一日の終わり。
レストランやバー以外はすっかり静まり返ったハレイワの街を抜け、パイナップル畑を登っていくと、大きな明るい満月が現れた。
2005年08月21日
魚釣り
このところどこに行ってもビーチで魚釣りをしている人が多いので、私も行ってきた。
ハワイ在住2年ほどの友人KENちゃんを誘って、午後からのんびり出発した。
以前竿とリール、仕掛けのセットは買って持っていたのだが、まだ一度も使ったことが無かった。
果たして、持っている道具で何か釣れるのだろうか?
場所も色々考えたが、結局いつも釣り人がいるサンディービーチにした。
マカプウヘッド側の岩場である。
雲が少し出てきたが、暑過ぎず丁度良い。
時間は既に3時近く。
ここから適当に仕掛けを作って、冷凍エビを餌にして投げ釣りを始めた。
満潮に近く、海の中の溶岩が見えにくい。
当然岩によく引っかかり、何度も仕掛けをなくしたが、2時間半ほどで二人で5匹も釣ってしまった。
さすがは熱帯魚。こんな初心者にも釣れてしまう。
時々ウミガメが顔を出していたが、カメを釣りそうで怖かった。
近くで釣りをしていた人達は我々よりも大きな竿と仕掛けで大物を狙っていたようだが、我々の釣った魚を見せると、小さな4匹は彼らには餌だという。
大きな方は美味いという人と美味しくないという人がいた。
魚の名前も聞いたのだが、家に戻った頃にはすっかり忘れてしまった。
さて、無駄な殺生はしたく無いので、魚料理に入った。
うろこを落としてワタを抜き、醤油、ミリン、しょうがなどで下味付け。
後は小麦粉を付けて油で揚げた。
小さい方は身が少なく小骨も多かったが、大きいのは身がしまっていて美味しかった。
私は以前はDHCでも扱っているナイトフィッシングによく行ったのだが、丘からの釣りはダイアモンドヘッドの麓の家に住んでいたとき以来でほぼ10年振りだった。
その時もいい加減な仕掛けで何匹か釣れた記憶があるが、こうやって釣果を食したのは初めて。
丘釣りでもちゃんと食べれる魚が釣れる事がわかったが、最初の目的だった鯵の小魚にも今度は挑戦してみたい。
2005年08月22日
アクセス解析
ここでブログを始める前は、一日平均50〜60人ほどが「ハワイ日記」をメインに、私の個人ウェブサイトに訪れていた。
ブログ形式にして「ハワイ日記」以外にもカテゴリーを設けて色々書き始めたら、一日一つ以上は記事を書いているのもあって、アクセスが増えてきた。
先月は一日平均122人、今月は今のところ128人が訪問してくれている。
週末には100人を切っている日もあるので仕事場から見ている人も多いようだが、平日だけに限れば130人以上が見に来てくれている。
しかし「ハワイ日記」を始めて1年後くらいの時点では200人を超えていた事もあったので、まだまだだと自分では思っているが、一人でも二人でも自分が書いた文章や写真を見に来てくれる人がいるということはとても嬉しい。
このところさすがにツアーが忙しくて、しかも友達が日本から来てたり、飲み会もあったりして、スキップしてしまう日が多かったが、また頑張りますのでよろしくお願いいたします。
今晩も月が明るい。
しかし風が弱く少し蒸し暑い。
インタマ情報
インタマについてさらに詳しい情報が入った。
予定では今年9月に取り壊して駐車場付き3階建てのビルになるはずだったのだが、後3年間これを延長するらしい。
しかも近代的なビルにするのではなく、今の様なちょっと怪しい感じで行くそうだ。
工事中もフードコートや屋台の一部は営業するそうなので、なんだかそれ程大掛かりな改装では無いような感じもする。
道路の改修が終わったワイキキはあちこちでビルの改築や新築が進んでいるが、一度にあちこちやるよりは良いかもしれない。
2005年08月24日
サークルアイランド
今日も朝から良いお天気だったが風が少し弱かった。
ハナウマ湾の入り口には車の列が出来ていたが、サンディービーチは人が少なかった。
雲は少なくハワイ島まではっきりと見えた。
マカプウのルックアウトで感じる貿易風はやはり頼り無さ気だったが、一応午後からは風が上がる予報だった。
ワイマナロは今日もエメラルドグリーンの海に白い砂。
東海岸は干潮の時間と重なって、透き通った水が青く輝いていた。
ノースに回って、サンセットビーチの波はゼロ。
ラニアケアでは丁度ウミガメが海に帰っていくところだった。
周りには人垣が出来ていたが、今日はちゃんと監視員がいて、自然保護に関するブローシュアを配っていた。
ハレイワに着いた頃から風向きが西寄りに変わった。
湿度が上がり蒸し暑くなってきた。
それでもドール・プランテーションまで上がると少し涼しかった。
帰りのフリーウェイは空港からの合流前でやはり渋滞した。
鍋会
今日の鍋会のメニューはしゃぶしゃぶだった。
肉は安いが胡麻ダレの高いハワイではなかなか実施する事が出来なかったメニューだったのだが、先日ごまのペーストからタレを起こしたところ、鍋一杯にタレを作っても胡麻ダレを買うより8分の1ほどのコストで出来たので、リクエストによりまたしゃぶしゃぶになった。
そして前回タレを作ったのが私だったので、今回も私がシェフ(タレ係)を担当した。
会場に到着すると既に多くの参加者が待っていた。
急いでゴマのペーストをダシで溶き、醤油、ミリン、砂糖などで味を整え、完成。
前回はしゃぶしゃぶの後のうどんもこの胡麻ダレで食べたら美味しかったのだが、今回はその前にタレが底をついた。
うどんのツユはまた私が作製。
何しろ20人も集まったので、凄い消費量だった。
2005年08月25日
ナイトドライブ
今まで8月は比較的リピーターさんが少ない月だったのだが、今年は約半分がDHCの2度目以上のご利用者。
今晩も昨年に続きご利用頂いたリピーターさんで、ナイトドライブツアーに出た。
夕方から少し雲が出てきたので心配したが、ワイキキを出てタンタラスに向かう途中でパラパラと来た。
私は山道をドライブしながら咲いている月下美人を探したが、昨晩かその前に咲いた跡しか見つからない。
展望台付近にも咲いているのは見当たらなかったが、上手い具合に雨は止んだ。
星も少し見えてきた。
夜景の説明をして、パールシティーに移動。
フリーウェイを降りてパールリッジSCを過ぎた辺りでまたパラパラと雨粒が落ちてきた。
しかし公園に着くとまた止んで、星の数はタンタラスよりも全然多かった。
グアヴァジュースを飲んで寛いで頂いていると、後ろから厚い雲が徐々に迫ってきた。
これは来るなと思ったら、すぐに降ってきた。
少し早めに公園を引き上げ、帰りにカイムキを回って、ダイアモンドヘッドの脇から別の角度のワイキキを見ていただいた。
ムシキング
最近お子さん連れのお客さんから時々「ハワイにはカブトムシやクワガタはいますか?」と聞かれる。
山に入ると樹液の出ている木はたくさんあるのだが、大型の甲虫は見たことが無い。
しかし「ムシキング」と言うのがアラモアナSCにあるそうで、私も最初は何の事かさっぱりわからなかったのだが、どうやらカードゲームの事らしい。
カードを使って対戦するゲームがあるらしく、1回2ドルするそうだ。
ここでアメリカの自動販売機やゲーム機の勝手がわからず、誤解をしている方がいるようなので、ちょっと解説。
このゲーム機には1ドル、5ドル、10ドル、20ドル札を入れる事が出来るそうなのだが、日本のようにお釣りは出てこない。
つまり10ドル入れたら5回分と言うことで、1回だけの場合はちゃんと2ドル入れるしかないのだ。
偽札の多いアメリカでは基本的に自動販売機はとても少ない。
故に機械もほとんど進化していないのが現実。
ちょっと前までは紙幣を入れる事が出来ないものも多かったが、最近は表を上にして右端から入れると受け付けてくれるのがある。
そして時々どちらの方向からでも受け付けますと書いてある機械も見かけるのだが、どちらから入れても受け付けてくれない物の方が多い。
いくらi-PODが巷に広まっても、その辺の自販機はなかなか進化していないのである。
フェールスカマニ
ハワイカイに買出しに行ったついでに車を洗って行く事にした。
カラニアナオレ・ハイウェイ沿いのガスステーションにある自動洗車マシーンの列に並んで、すぐ横の芝生の上に何かたくさん転がっているのを見つけた。
よーく見ると木の実だ。
おお!これはトロピカル・アーモンド!
ちょっと上を見上げると、
そう。これはフェールスカマニ。
別名:偽カマニ。
本物のカマニ、トゥルーカマニとは似ても似つかぬ形の実を付けるが、この実はトロピカルアーモンドと呼ばれ、殻の中にナッツが入っている。
食べる事が出来るそうなのだが、何しろ殻が固い。
ツアー中に私が説明の為に拾う、ビーチに流れ着いた、既に一度海水でふやけて後にすっかり乾燥したトロピカルアーモンドでさえも、簡単には開かない。
ローカルの友人は、殻が固いだけじゃなくてナッツも小さいから食べる気がしないよ言っていた。
あちこちに落ちているが、まだ私も食べたことが無い。
2005年08月26日
サークルアイランド
今日は朝から雲が多かった。
薄日は差していたがコオラウ山脈の上には厚い雲がかかっていた。
ワイキキからカイマナビーチを過ぎた所で、ゴールデンシャワーツリーが黄色い花吹雪を散らしていた。
ダイアモンドヘッド沖には2〜3フィートの波が立っていた。
それでもハナウマ湾の入り口は混雑していた。
マカプウヘッドを回りウィンドワードを見渡すと、やはりあちこちに雨雲が見える。
ところがベロウズビーチに入っていくと丁度雨が上がっていた。
ほとんど人のいない広いビーチには緩やかな貿易風が流れ込んでいた。
カネオヘの町を過ぎた頃からシャワーに当たり、ワイアホレではオーキッド園のサインが濡れていた。
しかし予想通りクアロアパークに入ると再びシャワーは止み、シラサギがのんびりと歩いていた。
カハナやプナルウのビーチパークにもほとんど人の姿は無く、海に入って釣りをするローカルが数人いただけだった。
ノースにも雲が多少あり、ハレイワあたりは雨雲の中だった。
サンセットには少し波があったが人は少なく、ワイメアも空いていて、久しぶりに路肩に村を寄せて飛び込み岩を見る事が出来た。
ラニアケアは最近本当に人が多い。
沖にはサーファーがいた。
ハレイワも既に雨は上がっていて、ほぼ貸切のアリイビーチパークでピクニックランチ。
風向きが少し東よりに変わって湿度が上がったが、薄日だったので丁度良かった。
ノースショア・マーケットプレースのオーシャンズ・イン・グラスの前で、今日もまた1冊本を読み終えた。
ドール・プランテーションではキルト屋のシーナおばちゃんとシェルクラフトショップのトモコちゃんと駄弁る。
ワイキキに戻ってお客さんをドロップオフした後、ダニヤンの部屋に忘れていたお菓子とマンゴーの頂物をピックアップ。
太郎をベレタニアのカーウォッシュで洗って、タイムスマートで買い物をして帰った。
2005年08月28日
CIコンボ
今週オアフ島を回るのは3周目。
今日はほぼ快晴。
ハナウマ湾を過ぎモロカイ島が見えてくると、マウイのハレアカラはかなり雲に入っていたが、ハワイ島はうっすらと見えた。
サンディービーチは2フィート程で人が少なかった。
マカプウも3フィート弱で人はまばら。
ワイマナロに行ってもローカルは少なかった。
キラキラと美しく輝く東海岸のビーチも、時々釣り人を見るだけで、どこも人出は少なかった。
サンセットビーチはまあ普段どおりといった感じの観光客の数だった。
チャンズリーフにはローカルサーファーが集まっていた。
アリイビーチパークではローカルのパーティーが二組いたが、公園は静かだった。
午前中は緩めだった貿易風も午後から少し上がって気持ちが良かった。
食後はドール・プランテーションでパイナップルアイスクリームを食べ、ハレイワに戻って車の中で久しぶりに少し昼寝をした。
目を覚まして車の外に出ると、近所の野良猫が寄ってきた。
いつもこの辺りにいるうちの1匹。
普段はあまり近寄ってこないのだが、今日はにゃ〜と馴れ馴れしく、尻尾を足に絡ませてきた。
しゃがんで首をなでてやると、しばらく私の周りをうろうろしていた。
お客さんが戻ってきて、ラニアケアビーチに移動。
丁度カメが岩場でリムを食べていた。
サンセットビーチに移動すると、空は晴れ上がっていたが、水平線に雲があった。
結局最後はこの雲の中に太陽が隠れてしまったが、なんとも言えないイイ色が出た。
帰りのフリーウェイはとてもスムーズだった。
夜景も奇麗だった。
2005年08月29日
BBQ
鍋会の告知をしている「アロハストリート」の掲示板で、同様にオフ会を開いている「プラム会」と言うグループがある。
鍋会とは若干趣旨やメンバー構成が異なるのだが、オアフ島在住の日本人を中心に集まりを開いているので、相互交流がある。
今日はそのプラム会主催のBBQパーティーにお呼ばれした。
昼前からパーティーは始まっていたのだが、仕事が終わってから、会場のワイキキバニアンのレクリエーション・エリアに私が到着したのは5時頃だった。
鍋会のメンバーの顔も数人見え、また昨年フォートデルッシーで行われたプラム会のBBQパーティーでお会いした方々もいらした。
色々とご馳走になり、色々な方達とお話をさせてもらって、楽しい時間を過ごした。
さすがにお昼からやっていたので9時前にはお開きになったが、その後は鍋会メンバーと2次会があった。
マウンテンデュー
タイムスマートに買い物に行くと、ソーダのコーナーに「リミテッド・エディション(限定版)」のサイン。
マウンテンデューといえば緑色のソーダだが、これは何やら真っ黒。
興味が沸いてとりあえず買ってきた。
「Pitch Black U」 A BLAST OF GRAPE FLAVOR
とあり、どうやら黒いシリーズのパートUらしい。
しかもグレープフレーバーと言うことなので、真っ黒ではなくて濃紫のようだ。
氷を入れたグラスに注ぐと昔のファンタグレープのようだったが、シュワッ立った泡が氷の回りに引いてきた頃よく見ると、泡が青く光っているのだ!
そして飲んでみるとグレープの甘さの他に、後味がすっぱい。
WITH A SOUR BITE
とも書いてあるのが、このすっぱさを表現している。
何気に美味しかった。
2005年08月31日
オアフ島一周
予想以上に忙しかった8月。
9月も4分の3ほどは既に埋まってきている。
今日はこの1週間で4回目の島一周だった。
しかし風が弱く、予報では午後からコナウィンドも吹きそうで、雨が降る可能性もあった。
ワイキキは薄日が差していたが、コオラウ山脈には雨雲が並んでいる。
ハナウマ湾を過ぎると、うっすらとハワイ島まで見えたのだが、マカプウを回るとウィンドワードは所々でシャワーのカーテンが見えた。
ベロウズの休憩ではしばらく陽も差したが、「スモウ・コネクション」を出ると降り始めた。
その後も断続的に降り続けたが、クアロアパークに入るとピタリと止んだ。
カーアヴァ、プナルウ、ハウウラと奇麗な海を見ながらドライブして、ノースショアに出ると風が止まった。
ノースも雨雲が多く、サンセットビーチからは雨に煙ってカエナ岬が全く見えなかった。
雨を心配しながらアリイビーチに着くと、北西の風カウアイが流れてきた。
まだ降ってはいなかったが、ランチをどこで食べるか決断を迫られた。
お客さんもせっかくのピクニックランチを楽しみにしているし、ベンチテーブルをセッティングして食べ始めた。
すると間もなく南東からコナウィンドが吹き、シャワーが降ってきた。
どうも中途半端な状態で動くに動けず、結局車から傘を出して、皆で傘を差しながらのランチタイムとなった・・・。
実は今日はCIコンボの予定だったのだが、この様子ではサンセットも全く期待できず、サークルアイランドを少し変形して行う事にした。
とりあえず食後にハレイワタウンを散策していただき、雨が止んだラニアケアでカメを見て、ドール・プランテーションに寄って、ホノルルに帰った。
ワイキキに入る前にタンタラスの丘に上がり、ツアー中に話の盛り上がったハワイアンフードの店「YAMA'S」でハワイアンプレートをいくつか買って、ホテルに戻った。
さすがの夏のハワイも毎日快晴と言う訳では無かった・・・。
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