2007年06月02日
ムーンボーツアー (ついに出た!)
5月31日は初めてお客さんを迎えてのムーンボーツアーとなった。
今日は二組のご夫婦。
昨年10月から毎月満月に観察をしながらツアーを組み立て、今年からスタートしたものの、何しろ月に一度しか催行されないと言うこともあって、なかなかオーダーが入らなかった。
今月は2日に一度満月があり、31日は2度目のブルームーン。
何か期待させるような予感がしていた。
朝からとても良いお天気で、トレードウィンドは強くなったっり弱くなったりで、あまり安定していなかった。
少し出発の遅いプランBだったので、3時にワイキキを出発。
フリーウェイに乗る直前から、プナホウ学園の下校時間で渋滞した。
ハワイにしては湿度が高く、ノロノロ走っていると暑かったが、ダウンタウンを抜けると窓から風が入ってきた。
ワヒアワのパイナップル畑を過ぎると、コーヒー畑の向こうにノースの海が見えてきた。
ノースショアもとっても良い天気。
しかしムーンボーが出るには雨も必要で、この湿度から雲が出来ることを祈っていた。
カム・ハイウェイのバイパスを抜けて、最初はラニアケアビーチに到着。
アメリカ人を中心に観光客が多かったが、光る海は美しかった。
大勢の人に囲まれながらも、ウミガメが一匹熟睡していた。
その後ハレイワタウンに戻って、ノースショアMP内で30分ほど自由時間。
「太郎」にガスを入れ、「ポリトレ」のギセラに挨拶すると、私も暑さに喉が乾いて「コーヒーギャラリー」でアイス・モカを飲んだ。
「L&L」でディナーをピックアップすると、モクレイアに向かう。
ハレイワから、モクレイア・ポロフィールドのすぐ近くにある「ホルムズベイ」まで10分ほど。
5時過ぎに到着すると、セミプライベートのビーチとシャワーを説明して、お世話になるY夫妻をご紹介。
日没まではまだ時間があるので、それぞれ自由に過ごして頂いたが、泳いだりシュノーケルをしたり、ビーチでゴロゴロしたり、近所の犬と遊んだり、Y家のネコのミミちゃんと遊んだり。
プライベートのエリアなのでビーチでビールも飲める。
サンセットの前にはお弁当も食べてもらって、まずは日没の観察から。
水平線に少し雲が出たが、その雲を含めて良い色が出た。
7時9分に陽が沈んでからも、水平線には色が随分残っていた。
7時22分が月の出だが、夏場は山のほうから上がるし、コオラウ山脈にも少し雲があったので、しばらくは明るさの残るビーチで犬と遊んだりして寛いでいただいた。
段々と暗くなってくると、後ろ側の雲が切れてきて、月明かりが差してきた。
しかし正面の海には生憎雨雲が無い。
しばらくすると、少しずつ上がってきた月が光量を増して、カフク岬方面から海の上を移動してくる雨雲が見えてきた。
我々から見て、あの雨雲が月の真正面に来た時に、月の明かりが雲やシャワーに反射する可能性を待った。
皆ビーチチェアーやラグに転がって、誰もいない海と波の音を聞いているだけで既に超リラックスムード。
すると、
雲が僅かに光り始めた。
「あれっ?」と言うと、お客さん達も気付いたようだった。
確かに雲からその下のシャワーの足にかけて、うっすらと光っている。
そしてそこに僅かな色を見つけた。
上部が赤くて下部は青い。
まさに虹!
さらにその光った部分から弧を描くように、何ヶ所か途切れて海の上が光っている。
ついに出た!ムーンボー!!
皆ため息とも驚きとも言えぬ声を上げて、カメラのシャッターを切る。
これはムーンボーを見る目的を持っていなかったら、たとえ海の上を見ても気が付かないかもしれない。
反対側の満月を見上げる事はあっても、ムーンボーを見る事は実に大変だと言うことを実感した。
結局私のカメラに写っていたのはこれが限界で、何にもわからない。
しかし、お客さんの一人、Bobby−Kさんが高性能のデジタルカメラを持っていて、それで後から見たらバッチリ写っていた。
(Photo by Bobby-K)
素晴らしい証拠の写真となったのだが、左側でムーンボーに架かっているのは金星。
丁度金星が降りてきた所が光ったのも凄かった。
なんだか私が一番興奮していたみたいだが、この後もう一度雨雲が近づいてきた。
そしてその雲も少し光ったのだが、どうやらそれは単に雲に月光が当っていただけのようだった。
そして月がこのくらい高くなると虹はもう出てこなくなる。
Y家のビッグスクリーンTVでその証拠の写真を皆で見て、お月様にありがとうと言いながら、月明かりに照らされたパイナップル畑を抜け、パールシティのイルミネーションを見ながらホノルルのタウンに戻った。
まあ、初めてのお客さん連れのツアーと言うこともあって、いたらない部分もあったと思うのだが、ムーンボーが全てを帳消しにしてくれたような感じさえした。
お客さんをドロップして、家に帰っても頭上に煌々と光る満月に、再びありがとうを言って、明日の支度を始めた。
私にとっては、人生2度目のムーンボー目撃となった夜だった。
2007年06月04日
ココクレーター・ボタニカル・ガーデン
最近人気急上昇中の「ココクレーター植物園」。
あまりガイドブックにも載ってなくて、人も少ないし、しかしプルメリアなど花は豊富と言うことで、人気のようだ。
今日もプルメリアの香りの中を歩いてきた。
奥の方の月下美人は、昨晩咲いた跡があったり、蕾が膨らんでいるのもあった。
しかしここは夜は閉鎖されるはずなので、誰にも見られずひっそりと咲いているのだろう。
回っている間は二人しか他に会わなかったが、入り口のベンチでスパム結びを食べていると、3組ほどが入って行った。
入り口には久しぶりに警備員のおじさんがいて、インスタントラーメンをバリバリと割ると、鳥に餌として撒いていた。
鳥達ともすっかりお友達のようだった。
2007年06月05日
スカイダイビング
4000メートルの大空からのフリーフォールを体験できるスカイダイビングはハワイでも人気のアクティビティの一つだが、10年ほど前には日本の芸能人が数多くジャンプして、オプショナルツアーとしても全盛を誇っていた。
私も一応学校を卒業して、一人でジャンプが出来る資格はあるのだが、もう数年は飛んでいない。
今は提携ツアーにとどめているが、以前はノースショア観光と抱き合わせでオリジナルのツアーとして催行していたこともあった。
スカイダイビングには直接関係していなくても、オアフ島のドロップゾーン、モクレイアのディリンハム飛行場で「パシフィック・スカイダイブセンター」のオーナーとして、またインストラクターとして働くY夫妻は私の親友でもあるので、現地の情報はよく入ってくる。
「ムーンボーツアー」でもお世話になっている。
さて、そのY夫妻からの要請で、スカイダイビングのお客さんを一組ワイキキから送迎することになった。
ホテルのロビーに現れたのはどちらも70歳を過ぎているご夫婦。
今でも現役の歯医者さんをしていると言うご主人は「私は高い所が苦手で・・・」と、今日は見学のようだったが、奥さんはウキウキとして、もう待ちきれないと言った感じ。
車内ではハワイの花の話やホテルの話などで終始和やか。
現地に到着すると、説明のビデオなどを見て、間もなく空に上がっていった。
現場のスタッフたちも、「70歳過ぎて初めてのジャンプと言うのは凄い!」と感嘆の声を漏らしていた。
雲も少なく、順調にジャンプを終えて戻ってくると、「楽しかった〜!」と、少女のように嬉しそうにしていたのが印象的。
Y家のあっちゃんがインストラクターで、彼らと一緒にカメラマンとして飛んだのは24歳のジョン君。
まさに孫ほどの歳の差。
編集を終えたビデオを見てみると、一緒に飛んだ他のスカイダイバー達に囲まれて楽しそうにフリーフォールを体験している様子がよくわかった。
「また来年もハワイに来て飛びたい!」と言っていたが、ワイキキに戻る頃には「今年の秋くらいにまた来ちゃおうかな〜」と、ご機嫌だった。
私も久しぶりに飛んでみたくなった。
2007年06月06日
カウアイ島ツアー・2007 Part1
3月に大阪でお世話になった友人のSちゃんが、5月末から6月にかけて夫婦でハワイに遊びに来ることが決まったのは、既に2月のことだった。
まだオアフ島しか知らない二人が今回は隣島も見てみたいということで、私は最初から相談に乗っていた。
どこが良いかと言うのでカウアイ島を薦めたが、ホノルルからのエアーやカウアイでのホテルの他、観光のコースについても教えて欲しいと言う。
しばらく隣島に出ていなかった私が「一緒に行って案内しようか?」と半分冗談で提案すると、なんと是非お願いしたいと言う返事が帰ってきた。
5月末のスケジュールはまだ空いていた事もあって、久しぶりのネイバーアイランドへの2泊の旅が決まった。
その後私が急に日本に行くことになったりもしたが、カウアイ島ツアーの計画は徐々に進んで行ったのだ。
ホテルとエアーの他、レンタカーもこちらで手配して、インターネットや最近カウアイに行った友人達からの意見も聞き、食事の場所も幾つか見当を付けていた。
私にとっては1998年以来2度目のカウアイで、その時の資料なども引っ張り出してきて、滞在中の観光ルートもシュミレートしていた。
毎日のように隅から隅まで走り回っているオアフ島とは違い、どうなるか予想の付かない部分もあったが、それも含めて楽しもうと言う気持ちでウキウキしながら当日を迎えた。
晴天の中、関西空港からホノルル・エアポートに到着した二人をプルメリアのレイで迎えると、アイランド・ターミナルに移動。
実はこの乗り換え時間がかなり短くて、手配した時点で「本当に大丈夫かな?」と少し心配していたのだが、この時期は偏西風が強くてホノルル便は大抵早く到着するので問題は無かった。
満席のボーイング737が雲の上に達すると、グアヴァジュースが配られ、飲み終わる頃には大きなゴミ袋を引きずったアテンダントが回収に来て、すぐに着陸。
リフエ・エアポートに到着して、バゲージクレームで荷物が出てくるのを待っていると、日本人は全くいないことに気付いた。
バジェットレンタカーのシャトルバスに乗り込んで営業所に向かい、チェックインをしようとしたら「リザベーションが入っていないですよ」と言われ慌てた。
ずっとバジェットレンタカーだと思い込んでいたのだが、手配書をよ〜く見たら、なんとダラーレンタカーだった・・・。
今日はここからちょっとずつスケジュールが狂っていった。
すぐ隣がダラーの営業所で、荷物を持って移動して列に並ぶ。
ようやく我々の番になったのだが、スローモーションのように動くカウンターのオバァチャンは、終始部屋の中に流れているハワイアンソングを口ずさんでいる。
なんともカウアイ島らしい。
ミドルサイズの車をリクエストしていたので、「車種はなんですか?」と尋ねると、
「マグナム」
と、そのオバァチャンにはとても似合わない名前が出てきた。
そしてこれがそのマグナム。
まだチェックインは出来ないかもしれないが、荷物だけでも預けようと、とりあえずは宿泊先に移動することにした。
宿泊はリフエから北に上がったカパアの街にある「ポノカイ・コンド」。
ここはタイムシェアもあるリゾート型のコンドミニアムで、3階建ての建物が10も並び、プールやテニスコート、BBQエリアなども揃っている。
運良く部屋は既に空いているという事だったが、チェックインでは設備や約束事について長々と説明をされた。
しかし我々の部屋はオーシャンフロントの1階で、庭の向こうはもうすぐ海。
部屋も広くてとても気に入った。
まずはマスターベッドルーム。
二つのキングサイズベッドの足元も広い。
私が使ったもう一つのベッドルーム。
6人は楽々泊まれる広さで、他の部屋も家族連れの長期滞在が多い感じだった。
リビングには下の写真の反対側にテレビやCDラジオ、DVDなどがあった。
このキッチンのカウンターの後ろにダイニングテーブルがあるのだが、写真は撮り忘れた・・・。
差し込む自然光が良かったので、キッチンとリビングソファの写真以外はフラッシュを焚かなかったらやっぱりちょっとボケてたけど、廊下の写真をもう2枚。
写真を撮った後、すぐに出かける支度をして、まず向かったのはランチ。
この日はコンドの近くにあるワイポウリ・タウンセンター内の「ワイポウリ・レストラン」で食べる計画をしていた。
ここは「ミソ・サイミン」と言うのが名物らしく、他にも幾つかお勧めを調べていた。
ところがレストランを見つけて入ろうとすると「CLOSED」のサイン!
なんと2時まででランチタイムは終了。
その時時計は2時10分だった・・・。
中にはまだ従業員の姿が見えたが、「お終いだよ〜」と言う感じで手を振っていた。
なんと時間に正確なカウアイ!
プランBは考えていなかったが、近くのココナッツ・マーケットプレースに移動。
Sちゃんが明日のトレッキング用にシューズを購入したいと言うリクエストもあったので、ここなら色々ありそうだと言う事で入っていった。
プラプラとモール内を覗いてからシューズをゲットして、「TC's アイランド・グリル」と言う小さな店に入った。
2時過ぎだと言うのにこの店だけがお客さんで一杯だったのだが、サンドウィッチやハンバーガーなど頼んでみると、どれも美味しかった。
私はオノのグリルハンバーガーを食べたが、付け合せのポテトも凄い量だった。
さて、腹ごしらえもようやく出来たし、いざ「シダの洞窟」へ!
カウアイ島と言ったらこの「シダの洞窟」しか思い浮かばない人も多いくらい有名な場所だが、私が9年前に訪れたときは台風の被害にあった後で見ることが出来ず、今回が初めてだった。
ワイルア川に架かる橋の手前を曲がっていくと、「シダの洞窟」観光を仕切るスミス家の船着場がある。
パーキングに車を止めると、10艘ほど並んだ観光船の一つが丁度出て行くところだった。
コンドのコンサージュで聞いたら、予約は要らないから直接チケットボックスに行ってと言われていた。
で、チケットボックスに行ったら、今出て行ったのが3時半の今日の最後の船だった・・・。
時計は3時35分・・・。
さてどうしよう。
少し思案したが、3日目に行く予定のノースショアに向かうことにした。
再びクヒオ・ハイウェイをドライブ。
カパアを過ぎるとしばらく街らしい物は無くなる。
オアフではなくなってしまったシュガー・ケイン・フィールド(サトウキビ畑)や広大な牧場、すぐ横に迫る山の端を縫うように進む道は、別のハワイに居ることを感じさせてくれた。
途中、観光名所でもある「キラウエア灯台」に立ち寄ったのだが、ここもほんの数分差でゲートが閉じていて、あと少しの場所までしか近づけなかった・・・。
その先はゴルフ場のあるプリンスヴィルを抜け、オアフ島のハレイワに近い風情を感じるハナレイの町を通ると、西日を受けて美しいハナレイ・ベイの湾岸を走る。
この辺りからは道が狭くなり、1レーンのブリッジが度々登場する。
そして見えてきたのは怪しげな洞窟。
反対側にはビーチパークのパーキングがあったのでとりあえず車を止めて、覗いてみることにした。
写真では見にくいが、黄色いサインには「Folling Rocks(落石注意)」と書いてある。
しかし中には数組の先客がいて、何か見ている。
何の説明書きも無いのだが、石が並んでいる。
レンタカーショップでもらった地図には「マニニホロ洞窟」と書いてあった。
奥から入り口を見るとなんとも幻想的。
洞窟から出てくると、ハウの木陰の向こうに眩しいビーチが見えてきた。
続く・・・
2007年06月08日
カウアイ島ツアー・2007 Part2
パーキングを抜けて、ローカルがBBQなどしている公園を横切ると、美しいビーチが広がっていた。
ここはハエナビーチである。
すぐ後ろには洞窟のある岩山がそびえ立ち、
ビーチの幅も広い。
傾いた太陽の光を反射して光る小さな湾。
もう少し先に行くと行き止まりだが、今日はここで海に足をつけて少し寛いで、カパアに戻った。
カパアの「セーフウェイ」でビールなどを買い込み、「ポノカイ」へ。
シャワーを浴びて、ラナイで海の音を聞きながら冷えたビールをグイッと飲む。
さてディナーはどうしようかと言うことになったが、カパアの町には多くの飲食店があったので、プラプラと歩いていってみることにした。
何軒か覗いたが、妙にオシャレで堅苦しそうな所や、白人100%で満員だったり。
ようやく良い匂いを感じたのは「ハウス・オブ・ヌードル」と言う店。
インド人のような店員が出てきて、愛想良く注文を取っていく。
よく見ると店内はインド風の彫刻など民芸品が所狭しと並んでいる。
机や椅子も普通の安物ではない。
あれこれ想像しながら待っていると、出てきたヌードルはどれもとても美味しかった。
私はパッタイを食べたが、サイミンもしっかりした麺だったし、細麺は腰の強い素麺のような感じで、味付けも良かった。
食後は宿に戻って、再びラナイで飲んだ。
一日目終了。
2007年06月09日
サークルアイランド
朝からとても良いお天気だった。
カピオラニ公園のレインボーシャワーは満開に近づいている。
カハラのピンクシャワーは少し盛りを過ぎただろうか。
カラニアナオレ・ハイウェイに入るとホワイトシャワーも花びらを風に散らしていて美しい。
ハロナ・ブローホールを過ぎてサンディービーチが見えてくると、随分人が多いのに気付いた。
ハワイでは高校の卒業式が終わり、ローカルたちが朝から海に繰り出していたようだ。
ウィンドワードサイドに出ると、少し雲があった。
マカプウビーチを見下ろすと、沖からトレードウィンドに乗ってきた雲の陰が広がっていた。
しかしワイマナロに入りベロウズビーチに出ると陽が差してきて、人のいないビーチにエメラルドグリーンの海が眩しかった。
お客さんにグアヴァジュースをサーブして、ミニ自然教室を開き、寛いでいただいてから移動。
カネオヘを抜けてワイアホレを過ぎると一瞬の間シャワーに当ったが、クアロアビーチパークに入ると嘘のように止んだ。
ロータイドの海は遠浅の岩場を覗かせて、青空を映していた。
ミロの花がたくさん咲いていた。
この先はきれいな東海岸の海を見ながらのドライブ。
カーアヴァのビーチには新しいトイレやシャワーなどの施設がもうすぐ完成しそう。
企画中の「CI:2」では是非立ち寄りたいと思っている。
ノースショアに回るとお天気はさらに良くなった。
サンセットビーチは観光客が多かったが、
穏やかな海はとても澄んでいた。
ワイメアビーチもローカルが多く、飛び込み岩には随分人がいた。
ラニアケアではロータイドで澄んだ海に、たくさんのウミガメを期待したのだが、何故か全然いない・・・。
他のツアーガイドさんもなんだか諦め顔だったが、右の岩場に進んでいくと、ようやくお食事中のカメさんを見つけることが出来た。
ハレイワに入って、今日もほぼ貸切のアリイビーチパークでピクニックランチ。
日差しがきつくなっていたが、モンキーポッドの木陰は涼しく、吹きぬける貿易風がとても気持ちよかった。
満開のモンキーポッドが時折花を散らしていた。
ノースショアMPもドール・プランテーションにもアメリカ人観光客の姿ばかりが目立ち、日本人は少なめだった。
帰りのフリーウェイは比較的スムーズだったが、風に湿度が混ざってきた。
夜はまたシャワーになるかもしれない。
2007年06月10日
マカプウハイキング
昨晩のシャワーが朝まで少し残っていて、コオラウ山脈の頂上は雲に覆われていたが、島の最東部のマカプウ岬はこの時期ほとんど雨は降らない。
ココヘッドを越えて海沿いの曲がりくねった道路を抜けると、青空に照らされたサンディービーチが見えてきた。
マカプウヘッドの上空はすっきりと晴れていた。
歩き始めて最初のコーナーを曲がると、海を渡ってきた貿易風が気持ち良い。
サンディービーチ方面を望む。
私だけがいまだに「火曜サスペンス」と呼ぶ、大きな岩の突き出た崖で記念写真を撮ると、次は「クジラの展望台」。
今日は白波が多くて、クジラのシーズンだったら探すのに苦労しただろう。
この崖の下にあるタイドプール(天然の海水プール)では、ローカルが数名遊んでいた。
相変わらず名前のわからないこのサボテンとアロエの仲間のような植物は、さらに繁殖を続けていた。
パニニは黄色い花をあちこちで咲かせていた。
そして頂上の展望台から見るこの景色は、疲れを一気に吹き飛ばし、感動を与えてくれる。
今日もウサギが気持ち良さそうに泳いでいた。
2007年06月11日
FORMAGGIO
ホノルル在住の日本人の先輩たちから「飲みに来ないか」と呼ばれて、まだ陽のあるうちから出かけた。
セントルイス・ハイツの上には虹が架かっていた。
行ったのは、カイムキハイスクールのすぐ近くにあるワインバーで「FORMAGGIO」と言う店。
隣はワインで有名な「Fujioka's」。
しかし店の入り口は至って地味で、私は全然知らなかった。
だが暗い店中に入ると奥行きが広く、まだ宵の口だと言うのに大変混み合っていた。
客層は100%ローカルで、観光風の人は皆無。
かつては「Fujioka's」の経営する店があったのだそうだが、今は別の経営。
しかし隣がワイン酒屋なので、ワイン好きが集まっているようだ。
最初からドンペリで乾杯!と嬉しい。
その後は高級なワインが次々と出てくる。
食べ物はワインに合う物ばかりで、どれも美味しかった。
ワインはショットでも飲めるそうなので、なんだかデート風のカップルも多かった。
すっかり飲んで、ご馳走様でした!
2007年06月13日
「LOST」ファンツアー
朝からよく晴れていた。
今日はカハラホテルから、社員旅行のグループをご案内。
半分ほどは「LOST」を見ていないということで、ハワイの自然についてもたくさん説明をした。
サークルアイランドだったらカハラからそのままカラニHwy.に入ってしまうのだが、「LSOT」ツアーの場合は最初にマノアに行くので、ワイキキに戻ってアラワイを通り、カラカウアを北上。
プナホウからマノアに入っていった。
パラダイス・パークのパーキングに車を止め、トレイルの入り口に入っていくと、大きなバニアンツリーや下を流れるアイフアラマ川を見て、「LOST」を見ているお客さんたちは既に「LOST」の世界に入っていっているようだった。
最近私が見たシーズン3の中でも、メディカル・ハッチがこの辺りに出てきたのを覚えている。
巨木に絡みついたポトスやコーヒーの木などの説明もしてから、ハワイ大学の前を通ってH-1フリーウェイに乗り、再びカハラで降りる。
ハーリーの豪邸を見てからカラニHwy.に入って、東へ向かう。
コオラウ山脈の頂上付近には少し雲があったが、東側の天気も悪くは無さそう。
ハナウマ湾を過ぎて、ラナイ・ルックアウトに車を止める。
岩場を少し歩いていただき記念写真を撮る。
海は少しうねりがあった。
マカプウを回ってウィンドワードサイドに出る。
ワイマナロのシーンはまだ日本では放送されていないようだ。
ヘエイアケアの飛行機の機首は今日もシートに覆われていたが、皆さんフェンスの隙間から写真を撮っていた。
続いてワイアホレ・ビーチパークでワイカネ桟橋を見ながらジュース休憩。
クアロアパークでお手洗い休憩も入れて、カネネルビーチへ。
最近の「LOST」でもよく登場するカーアヴァ渓谷と、
反対側のカネネルビーチ。
その後もライエ・インやカフク・ホスピタル、シュリンプファームなど、撮影で使われた場所の説明をしながら、ノースショアへ。
カヴェラベイ、ワイメアフォールズ、そしてケイトがタイムカプセルを埋めた(掘り起こした?)カヴァイロア牧場の大きな木なども見て、いよいよキャンプのあるパパイロアビーチへ。
今日はカメハメハ・デーで州のお休み。
高校生は夏休みに入っているのでローカルも多かった。
我々もビーチサンダルに履き替えて、ノースの柔らかい砂のビーチに入っていく。
サバイバー達のキャンプ地は、キッチンがちゃんと残っていて、警備員に聞いてみたところ、キッチンだけは動かさないでそのままにしているのだそうだ。
写真の手前に写っているのは警備員用の椅子。
今日もカメだらけの海はとても美しく、多くのシーンの撮影が行われたビーチは、良すぎるくらいのお天気で暑くなっていた。
冷たいお水をサーブすると、ハレイワに移動して「マッキーズ」でランチタイム。
食後はノースショアMPで30分ほど休憩して、ハレイワ・ロードからワイアルアを回ってモクレイアに向かう。
椰子の木畑やディリンハム牧場の説明をしてからディリンハム飛行場に入っていく。
飛行機の胴体もカバーがかけられていたが、フェンスの隙間からブーンの飛行機などがよく見えた。
滑走路の撮影もしてからモクレイアビーチに出る。
ここもローカルが多かったが、ビーチを少し歩いて頂いた。
そしてこの先にもう少し車を移動させると、”アザーズ”の居住区が出てくる。
今日は写真を初公開。
ちなみに駐車禁止。
見てる人はすぐわかると思うので、近々HPにもUP予定。
帰りはほとんど渋滞も無く、比較的スムースに戻ってこれた。
夜は鍋会に参加。
在住の「LOST」ファンにツアーの話を聞かれたので、スキヤキ食べながら今日のツアーをおさらいした。
来週もまた「LOST」ファンツアーが入っている。
2007年06月14日
カウアイ島ツアー・2007 Part3
2日目は8時にポノカイを出て、リフエの「OKI DINER(オキ・ダイナー)」と言う老舗に朝食を食べに行った。
この日はメモリアルデーの休日で閉まっている店も多かったが、ここは通常の営業をしていた。
ここでも日本人は我々だけのようだったが、現れたやや高齢の白人のウェイトレスは「私の昔の彼氏が日系人で、ホノルルに住む彼の日本人のお母さんに色々と教わった」と言って、思い出しながら日本語を話してくれた。
バナナやパイナップルの入ったパンケーキが美味しかった。
屋根付きのラナイ席で食べていると外でシャワーが降り始めたのが見えたが、これは程なく止んだ。
今日はワイメアに行ってトレッキングもしようと思っていたので、ちょっと心配だった。
しかし車を島の南に走らせると雨は無くなり、すっかり晴れ渡ってきた。
途中ハナペペの町でボトルウォーターを買って、シュガーケインの畑を見ながらワイメアに向かう。
ワイメア・キャニオン・ロードを右に曲がって山道を走る。
しばらくすると出てきたのが「ワイメア・キャニオン展望台」
太平洋のグランドキャニオンと呼ばれるこの渓谷は、自然の力と時の流れを感じるに十分な場所である。
カウアイ島を訪れる人は是非ここは外さないで欲しい。
今でも渓谷を削り続ける滝も遠くに見える。
さらに山奥に入っていくと次は「プウ・ヒナヒナ展望台」。
ここからは先ほどとは違った角度でワイメアキャニオンが望める。
さらに西側の展望台からはニイハウ島が見える。
さらに先に進み、コケエ州立公園を過ぎて次が「カララウ展望台」。
すぐ近くには米軍の施設もあった。
相変わらずどこに行ってもニワトリはいたが、州鳥ネネは見かけなかった。
でもこのサインは可愛い。
この展望台からは、カウアイ島北西部のナパリ・コーストが見下ろせる。
断崖絶壁が続き、陸路では近づけない海岸線を、雲と同じ高さから見下ろす。
アジサイの咲くパーキングから、
さらに少し先に行くと行き止まりで、ここに車を止めていよいよトレッキング。
靴に履き替えて、赤土むき出しのトレイルに入っていくと、ウルへの茂る中にサインが出てきた。
我々は1マイルのピヘア・ヴィスタ・トレイルを歩いた。
基本的に足元は赤土で、両側にウルへ(下を向いている三又のシダ)が茂っている。
トレイルは所々大分侵食されてガタガタ。
木陰は多い。
尾根を進むコースなのだが、ナパリ・コーストから吹き上げてくる風は崖を離れるとあまり感じなかった。
しかししばしばトレイルが西側の崖に近づくと、息を呑むような景色と冷たくて爽やかな風を感じることが出来た。
そして両側には時々赤い花を付けた木が目立つ。
オヒアレフアの木が生えていて、真っ赤な花が我々の眼を楽しませてくれた。
雨が降ると足場が悪くなるのか、こんなボードウォークが続いている場所もあった。
最後は岩や木に掴まりながらアタックする。
だが頂上は雲の中で景色はほとんど見えず・・・。
少し降りた所で、「オフアレフアとナパリコースト」。
続く。
2007年06月15日
ファビコン
「ファビコン」と聞いて、すぐにピンと来る人はウェブマスターかIT開発関連で趣味か仕事をしている人だと思う。
「ファミコン」と間違えた人は40代以上。
これはウェブブラウザで「お気に入り(Favourite)」のファイルに入れられると、タイトルと一緒に表示されるアイコンのこと。
HTMLで「favicon.ico」と言う名前で指定されることが多く、その名の成り立ちから「ファヴ・アイコン」や「ファヴィコン」と呼ばれ、日本では「ファビコン」と呼ばれることが多いらしい。
ダイアモンドヘッドクラブのホームページを「お気に入り」に入れてくださっている方は、最近気付かれたかもしれない。
私もちょっと調べてダイアモンドヘッドクラブの「ファビコン」を作ってみた。
現在は青紫の「D.」と言うタイプだが、試験的に赤で「D.H.C.」と小さく書いたタイプの物もアップロードしていた。
パソコン内のキャッシュにその情報が残っていると、今でも赤いのが出ることがあるのだが、ページをリフレッシュしてもアイコンは変わらないようだ。
ご覧になりたい方は、
http://diamondheadclub.com/
から、フラッシュ動画の後出てくるホームページ下段のロゴマーク下、「お気に入り登録」をクリックして、お気に入りに追加してください。
赤いのが出たり、青いのが出たりすると言う方は、キャッシュをクリアしてみてください。
2007年06月16日
カウアイ島ツアー・2007 Part4
1時間半ほどのトレッキングの最中すれ違った人は多かったが、サンダルなどの軽装のために入り口から数百メートルの地点までしか行けない人がほとんどだった。
日系人かはっきりしないがアジア系の人はいたが、日本人はここでも全く出会わなかった。
駐車場から山を下って、行きに寄らなかった「コケエ州立公園」と「コケエ博物館」に行ってみた。
公園はローカル半分、長期滞在風の観光客半分と言った感じで、BBQやピクニックを楽しんでいた。
博物館は狭いながらも、ワイメアの自然についての研究や展示がされていた。
さて、下りは552号線コケエ・ロードに入り、ケカハに出て右折。
島の西に向かって走った。
両側にはサトウキビ、トウモロコシなどの畑が続き、町はほとんどない。
マナを過ぎると行き交う車も少なくなる。
そしてポリハレ州立公園に入っていくと、道路は未舗装となる。
9年前に来た時は、レンタカー進入禁止のサインがあった気がするのだが、途中からはかなりのガタガタ道。
途中には何の看板も無くどこまで続いているのか不安になったが、時々戻ってくるレンタカーがいたのでとりあえず行ける所までは行ってみることにした。
するとキャンプ場が見えてきた。
トイレやシャワーもちゃんとあって、車が数台止まっている。
我々もパーキングに入れて柔らかい砂を歩いていくと、広大なビーチが現れた。
右を見れば、ナパリコーストに繋がるマカハ岬。
左を見ると沖にはニイハウ島とレフア島が見える。
そして後ろ側はオアフ島のウェストコーストと雰囲気が一緒。
そう言えばヨコハマベイにも似た感じがする。
いつかは行って見たいニイハウ島。
少し足を海に浸けて、再びガタガタの道を戻ってきた。
ワイメアでランチを食べようということになっていたが、横道に入り、裏の住宅地に行ってみると、イイ感じに実ったマンゴーの木を発見!
横の空き地に車を止め、さらによく観察。
完熟の実がたくさんぶら下がっていると言う事は、当然落ちている実もたくさんある。
誰も所有権を主張している気配は無いし、鳥さえもいなかった。
で、早速収穫。
キャプテン・クックの銅像を見て、
遅めのランチを取ったのは「シュリンプ・ステーション」と言う店。
実はここは友人が日本から持ってきたガイドブックに紹介されていた店だったのだが、そのガイドブックを見つけた店員が「見せてくれ!」と驚いていた。
何でも2ヶ月程前に取材は来たが、現物のガイドブックを見るのは初めてだったそうだ。
ここで食べたシュリンプバーガーは、ただエビが挟まっているのではなく、ちゃんとすり身にしたエビのパテが美味しかった。
食後はポイプを目指す。
カラヘオから530号線コロア・ロードに入り、途中工事中で迂回させられたが、ラワイ・ロードに出ると海沿いを再び西に進む。
行き止まりになるラワイカイ・ベイには、観光地として名高い「スポウティング・ホーン」がある。
これはまあいわゆる潮吹き岩なのだが、近くに開いた穴からはまるで海の息遣いの様なブォーっと言う音が聞こえる。
その後ポイプ・ベイまで行ってビーチに出るが、9年前に私が訪れた時とは大分様子が変わっていた。
かつては広いビーチにまばらにしか人はいなかったのだが、その広いビーチはリゾートホテルからしかアクセス出来ないようで、パブリックパークからは狭くて人の多いビーチしか見つからなかった。
9年前と同じ場所が見つからなかっただけなのか、この辺りが全く変わってしまったのかはっきりしなかったが、印象が全然違った。
ここではようやく日本人が他に一組いた。
帰りはコロアの520号線マルヒア・ロードを通る。
ここにはユーカリの木が両側に並んだ「ツリートンネル」がある。
リフエを抜けて、カパアに戻り、「フードランド」で買い物をして、「ポノカイ」に戻った。
シャワーを浴びてラナイでビールを飲み、陽が落ちてからまた歩いて食事に出かけた。
メモリアルデーで休みのレストランもあったが、我々が行ったのは「Polynesia Cafe(ポリネシア・カフェ)」と言う店。
今日は早仕舞いだと言うことと、仕入れが出来なかったので出せない料理が幾つかあるということを入り口で言われたが、なかなか雰囲気の良い店だった。
どれを頼んでも量は多かったが、上品な味付けで当りだった。
ポノカイに戻って、またラナイで飲んだ。
2日目終了。
2007年06月20日
鍋会
昨晩の鍋会は、前々日に誕生日を迎えたスカイダイバーのあっちゃんと、その翌日が誕生日の私のバースデーパーティーを兼ねて、ダニちゃんがケーキやシャンパンなど用意してくれた。
実はもう一人、昨日がまさにバースデーだった人も加えてさらに盛大に行われるはずだったのだが、当日になって欠席。
参加者も思ったほど集まらず、8人ほどだったが、味噌鍋をつつきながら盛り上がった。
全員アメリカ在住歴が10年以上の日本人ばかりで、旅行者は無し。
「カム・ボウルが閉鎖だって?」とか「マクアのローカルがどうの」とか、かなりローカルな話題ばかりだった。
しかし、モクレイアに住むあっちゃんは、昨日が今年初めてのワイキキだったと言って、観光客の様にワイキキの工事の様子を気にしていた。
さて、掲示板にも書来ましたが、メールやメッセージなど今年もたくさん頂きました。
皆様ありがとうございます。
今後ともよろしくお願いいたします。(^o^)
2007年06月22日
NA HOKU HANOHANO AWARD
昨晩はハワイアンミュージックのグラミー賞、「ナ・ホク・ハノハノ・アワード」の受賞式がテレビで生中継された。
昨年まではシェラトンワイキキの「ハノハノルーム」でやっていた記憶があるのだが、今年はハワイ・コンベンションセンター。
コンベンションセンターの横には朝からテレビ局の中継車が止まっていた。
一応録画予約はしていたが、ツアーを終えて家に戻ってからテレビ中継を見た。
最初にインストルメンタルの賞をジェイク・シマブクロが取ったので、今年もパフォーマンスを期待していたが、残念ながら彼は今メインランドにいるそうだ。
先日亡くなったドン・ホーのトリビュートなどもあった。
結局今年はエミー・ハナイアリイがベストアルバムなどを受賞したが、彼女は本物のグラミーにもノミネートされている。
豪華メンバーがノミネートされたクリスマスアルバム賞はカジメロブラダースが受賞。
ジェリー・サントスやカラパナなどもパフォーマンスを行い、ナレオやショーン・ナウアウなども出てきて盛り上がったのだが、ケーブルテレビの案内にも新聞のテレビ欄にも、7時半から10時までと書いてあったスケジュールが何故か11時までやっていた。
10時までしか録画予約をしていなかったので、途中で録画が終わってしまった。
最初はハワイアンタイムで数分オーバーしたのかと思ったのだが、プログラムは一向に終わる気配が無く、最後に「アロハ・ハワイ」を皆で歌ったのは10時57分。
ありえん・・・。
2007年06月24日
「LOST」ファンツアー
最近すごい勢いでこのロケ地ツアーへのお問い合わせとお申し込みが入っている。
企画した本人としては嬉しい悲鳴だが、すっかり夏モードのハワイは毎日暑い日が続き、ビーチを歩くのは結構な運動になっている。
さて、今日もホノルルは良いお天気だったが、コオラウ山脈の上には若干厚い雲が架かっていた。
今日はなんと初ハワイと言うお客さん。
まず、サンとジンが出会い、マイケルとまだ小さなウォルトが会ったアラワイ運河のカラカウア橋を渡って、マノアヴァレーを目指す。
パラダイスパークのパーキングに車を入れると、アテンダントの青年は私がリクエストする前からちゃんと領収書を作ってくれていた。
以前はトレッキングのために1時間以上は駐車していたが、最近は「LOST」ツアーでロケ地をちょっと覗きに行くだけなので、ほんの20分ほど。
そんな人はあまりいないので、すっかり覚えられてしまったようだ。
(まあ私の車はかなり覚えられやすいと言う特徴もあるのだが・・・)
シーズン2でクレアがケイトとダニエルとメディカルハッチを探したジャングルを見て、シーズン3でジャック、ソーヤとケイトが捕まったアザーズの秘密基地を見てから、カハラを抜けてカラニアナオレ・ハイウェイを東に進む。
ハナウマ湾を過ぎてラナイ・ルックアウトに車を止める。
シーズン2でアナルシア達がソーヤ、ジンとマイケルを連れて島を移動した岩場。
ココクレーターの溶岩と青い海のコントラストが今日も美しい。
サイードが潜入したアザースのキャンプがあるマカプウ岬を回ってウィンドワードサイドに出る。
やはり少し雲はあったが、雨の気配は無かった。
ワイマナロのシーンはまだ日本では放送されていないようだ。
ヘエイアケアの飛行機の機種は今日もカバーがかけられていた。
そして続くワイアホレ・ビーチパークでジュースを飲みながら、カネオヘベイ越しにワイカネ桟橋を見る。
クアロアパークでお手洗いの休憩を入れて、カネネルビーチに車を止め、カーアヴァヴァレーを外から見学。
東海岸の綺麗な海を見ながら北上し、ケイトが逃亡前に髪の毛を染めた「ライエ・イン」やケイトとクレアのお母さんが入院してた「カフク・ホスピタル」の前を通り、ソーヤのシュリンプトラックのロケ地を見て、ノースショアに入る。
サンセットビーチもワイメアビーチもかなり人出があった。
ラニアケアもウミガメ見物の人でごったがえしていたが、我々は素通りしてパパイロアビーチに向かう。
やはりここは「LOST」の世界。
アナルシアがいじけてたのはこの辺かな?
今日はセキュリティーの姿は見えなかったが、黄色いテープだけがベースキャンプのキッチンを守っている感じだった。
ノースショアは雲が少なかったが、ビーチに陽が差すと砂がすぐに暑くなった。
汗をかいて車に戻ると、冷たい水で一息。
ハレイワに移動して「マッキーズ」でシュリンプランチの後はノースショアMPで休憩。
その後ワイアルアのシュガーミル跡地でエコがさらわれた赤土の広場と、ソーヤが偽物のネックレスに値札を書いた倉庫の横を見学して、モクレイアに向かう。
ディリンハム飛行場の飛行機の胴体もカバーがかかったまま。
フェンスの隙間から残骸を覗いて、ナイジェリアの滑走路を見て、モクレイアビーチに移動。
深い色をした海と白い砂のコントラストが美しい。
カエナ岬に近いアザーズの居住区を見て引き返す。
ワイアルアの町外れにはソーヤがネックレスを売って詐欺をしたガスステーションがある。
帰りのフリーウェイは少し渋滞した。
2007年06月25日
IZ - WONDERFUL WORLD
数日前に届いたミニコミ誌「Honolulu People」に、こんな宣伝記事が載っていた。
ホノルル・アドバタイザー紙の150周年記念企画として、24日の日曜版にIZのCDが無料で付いてくると書いてある。
一体どんなのが付いてくるのか楽しみにして、今朝近所の「セブン・イレブン」で買うと、店員が「今日の新聞はCDが入ってるから折り曲げないでね」と言われた。
元々日曜版は分厚くて折り曲げる事は難しいのだが、1面にも特集記事の事が書いてあり、真ん中にはIZの未亡人の写真があった。
中には、この6月26日で没後10年になるIZ(イズ)こと、イズラエル・カマカヴィヴォオレの特集ページがあり、
ちゃんとCDが入っていた。
仕事の後、家で聞いてみると、「WOUNDERFUL WORLD」のリメイク版で、アルバムに入っていたものとは少し違う。
1曲だけのCDだが、なんだか感動。
(これが$1.75!)
実はこれは26日にリリースされる同名の新しいアルバムのプロモーションでもある。
IZは私がハワイに来た年にソロ活動を始め、ラジオからは毎日何度も「ハワイアン・ス〜パマ〜ン」と流れていて、ワイキキシェルで行われたコンサートに行ったのは今でも強烈な思い出になっている。
ちなみにこの時のコンサートはアルバム化されている。
新聞の特集ページはIZのヒストリーに加え、マカハ・サンズは勿論、ブラダーズ・カジメロ、ジェイク・シマブクロなどのインタビューもあり、濃い内容。
ホノルル・アドバタイザーのウェブサイトでも記事の内容が特集されている。
http://iz.honoluluadvertiser.com/
こちらも盛りだくさんなので、興味のある方は是非。
2007年06月26日
サークルアイランド
昨晩は少し風が上がったが、朝になるとすっかり大人しくなり、今日も暑くなりそうだった。
カピオラニ公園のレインボーシャワーは日に日に花を増やしている感じがする。
ワイキキやダイアモンドヘッドの沖には4フィートほどの波が上がり、サーファーも多かった。
ココマリーナのパーキングでは平日だと言うのにフリフリチキンが焼かれて、辺りに煙と匂いを撒き散らしていた。
砂の光るサンディービーチは、3フィートほどだったが、豪快なショアブレイクが音を立てていた。
マカプウヘッドを回ってマカプウ・ルックアウトからマカプウビーチを見下ろすと、4フィートほどの綺麗な波が寄せていたが、遊んでいるのは観光客のようだった。
ワイマナロに入ってベロウズビーチで休憩。
我々が行った時はほとんど人がいなかったが、木の実を集めてミニ自然教室を始める頃にはパーキングに車を止めてビーチに出てくる人が多かった。
次はカネオヘベイを回ってクアロアパークに。
静かなビーチにはカニの巣穴がたくさんあった。
東海岸をドライブしてカフク岬を回りノースショアへ。
サンセットビーチは観光客で賑わっていたが、透き通る水を見ると飛び込みたくなった。
ラニアケアビーチも観光客は多かったが、ちゃんとウミガメは泳いでいた。
ハレイワに入り、ピクニックランチ。
アリイビーチパークはロイヤル・ポインシアナの赤い花が咲き始めた。
ハレイワタウンを散策して、ドール・プランテーションに寄った後、今日はオプションでモアナルアガーデンに行った。
「この木何の木」のモンキーポッドはまだたくさんのピンクの花をつけていた。
ピンクシャワーはもうそろそろお終い。
タコの木は真っ赤な足が伸びている。
パンノキもたくさんの実をつけていた。
ホワイトハイビスカスも美しかった。
2007年06月27日
Israel "IZ" Kamakawiwo'ole - Wonderful World
と言うわけで、早速今日発売のCDを買ってきた。
今回のCDはジョン・デ・メロのプロデュースによる、IZのオーケストラ・リミックス版。
IZのお馴染みの名曲の数々に、オーケストラがアレンジされている。
オーケストラと、ハワイアンと言うかウクレレとのミックスは、ジェイクもやると思うが、IZの場合は声が既に楽器の一つで、まるでオペラの様。
ハワイアンミュージックと言うより、IZの世界で、まさにWonderful World。
結構痺れた。
IZのファンにはたまらない1枚だと思う。
2007年06月28日
マカプウハイク
今日も朝から良いお天気。
マカプウも暑くなりそうだったが、椰子の木が揺れ始めたので、気持ちの良い貿易風を浴びれそう。
サンディービーチは夏休みに入っている高校生らで賑わっていたが、マカプウヘッドのパーキングに車はそれ程多くなかった。
登りではほとんど人にはすれ違わなかった。
月下美人の蕾や、
サボテンの花、
さらに例の怪しい植物などを見て、
頂上の展望台へ。
吹き上げる風が気持ち良い。
今日もイイ汗かいた。
2007年06月29日
ココクレーター植物園
晴天の中、ココクレーター植物園に行ってきた。
風が弱く、園内に入るとむせ返るようなプルメリアの匂いが立ち込めていた。
昨晩咲いた月下美人がまだ少し開いたままだった。
アフリカン・セクションではこんな赤い花が咲いていた。
途中から風が出てきて、木漏れ日の中の散策は気持ちが良かった。
2007年06月30日
ドルフィンツアー
最終的にはもっと写真を増やそうと思っているのだが、お問い合わせなども増えてきたので、「ドルフィンツアー」のページをアップします。
お勧めツアーですよ。
http://diamondheadclub.com/
より、「オプショナルツアー」のページからどうぞ。
今日は昼間はとても天気が良かったのに、陽が暮れる頃から雲が増えて、さっき昇ってきた月はもう見えなくなった。
ページ頭に戻る
前のページに戻る
ご感想などございましたら、社長の個人ホームページ「じゅにーK's Website」掲示板までどうぞ。
「じゅにーK's Website」
DHCホームに戻る