2007年07月02日
LOSTファンツアー
今日も朝から良いお天気だった。
トレードウィンドがシャワーツリーの花びらを散らしている。
ワイキキを出て、プナホウ・ストリートを上がってマノアヴァレーに入ると、正面の山の上は少し曇っていて、パラダイスパークの付近は水溜りがあった。
森の匂いが充満するマノアトレイルの入り口で、ジャングルのシーンを撮影した場所を見学。
ハワイ大学の横を通ってキングストリートに入り、そのままH-1フリーウェイに合流。
ワイアラエ・アヴェニューで降りてカハラの住宅街を抜ける。
カハラ・アヴェニューからカラニアナオレ・ハイウェイに出て、次はラナイ・ルックアウト。
ここはデズモンドのヨットが泊めてあった場所。
今日の海は大分うねりがあった。
続いてマカプウヘッドを回り込むが、なんだか「ペレの椅子」の形が崩れているように見えた。
「LOST」ではアザーズの秘密基地の目印ともなっている。
ワイマナロ、カネオヘを抜けてヘエイアケアの飛行機の機首を見て、ワイアホレ・ビーチパークからワイカネ桟橋を見学。
モイリ養魚池をチラッと横目に見てからクアロアパークで休憩。
ウィンドワードサイドも天気は良く、風が気持ち良い。
カーアヴァ渓谷を見る為にカネネルビーチの路肩に車を止める。
「LOST」では数々のシーンで使われる渓谷だが、後ろのビーチの美しさは皆さん感心される。
しばらく綺麗な海を見ながらドライブして、ライエに入っていく。
隣のカフクの養殖池の横を見て、タートルベイを回ってノースショアに出る。
ノースも良い天気。
ラニアケアは凄い人出だったが、パパイロアビーチは数名のローカルがいるだけだった。
サバイヴァー達のベースキャンプには、キッチン以外にも奥にもう一つテントが残されている。
これって誰のテントだったっけ?
ハワイの太陽に照らされたビーチの砂は随分熱くなっていた。
ハレイワに入って「マッキーズ」でココナッツシュリンププレート。
オーナーのマッキーとは最近はすっかり顔馴染みになって、色々気を使ってくれる。
ここは手を洗う為の水道がちゃんと引かれているのだが、「COLD」でも「HOT」でも温かいお湯が出てくる。
「セブンイレブン」の裏から引かれているホースの中で、水がすぐに温まってしまうのだろう。
食後はノースショアMPで休憩の後、ワイアルア・シュガーミルを回ってモクレイアへ向かう。
ディリンハム飛行場ではまだスカイダイビングをしていて、知り合いのスカイダイバーが通りすがりに手を振ってくれた。
カバーがかけられたオーシャニック・エアラインの胴体や、ナイジェリアの飛行機をフェンスの隙間から覗いて、管制塔の近くから滑走路を見て、すぐ先のモクレイアビーチに移動。
ローカルも少なく、波の音が大きく響いていた。
最後にアザーズの居住区。
現在は夏休みに入った学生がキャンプに来ているようだった。
帰りのフリーウェイは思ったより空いていた。
少し風が弱くなり、雲が多くなってきた。
今晩は蒸し暑いかも。
2007年07月03日
ムーンボーツアー(また出た!)
6月30日の満月はお客さんは居なかったが、ノースショアのププケアでバケーションレンタル(貸し別荘)をされているミミさんとタカさんご夫婦をお招きした。
このバケーションレンタルは私もお客さんにご紹介したいと思っていて、現在はハワイ風にアレンジしている最中。
昼過ぎに街を出て、ププケアに様子を見に行った。
ノースショアは雲が多く少し蒸していたが、ムーンボーを見るには好条件。
初対面のタカさんにご挨拶して、ミミさんと部屋を見て、少しおしゃべりして、私は「フードランド」で食材の仕入れをして先にモクレイアに向かった。
Y家のキッチンを借りて下ごしらえをして、ミミさん達が登場してから火をつけた。
やがて陽が傾き、近所の犬たちもマッタリと過ごす時間。
通り雨が来て大きな虹を作る。
そして雲の中に消えた太陽が夕焼けを出す。
皆でわいわいとBBQを食べていると、やがて満月が上がってきた。
三脚にデジカメをセットするが、実は先月からマニュアルを読み込んで、古い私のカメラでももう少し感度を良くして夜の写真に対応できることがわかった。
先月よりは明るく写っているのがわかるだろうか。
北斗七星だってこんな感じ。
そして月が雲から完全に出て光量が増すと、海上に斜めに弧を描いたムーンボーが出た!
わかるかな?
皆で異様に盛り上がり、その後も観察を続けたが、結局はっきり見えたのはこれだけ。
しかし2ヶ月連続でムーンボーを拝めるとはなんとラッキー!
夜景もさらに明るくはっきりと写っていた。
月明かりに照らし出された我々の影もよく写っている。
月がこれくらいまで上がったらもうお終い。
夜風がとても気持ち良かった。
2007年07月04日
LOSTファンツアー
今日は朝から雲が多く、シャワーは一度上がったが、マノアヴァレーに入って行くとまた降り出した。
車から降りることが出来ない程酷かったらどうしよう、などと心配しながらパラダイスパークのパーキングに車を入れると、止んでいた。
鳥の声が聞こえ、ジャングルムードは満点。
カハラを抜けてカラニアナオレ・ハイウェイに出て、ラナイ・ルックアウト。
岩場の奥に人がいるなぁと思ったら、何かの撮影をしていた。
ここからサンディービーチまではよく晴れていたが、マカプウ岬を回ってウィンドワードサイドに出るとまた少し雲があった。
しかし雲は白く、雨の気配は無かった。
ヘエイアケアの飛行機の機首を見て、ワイアホレビーチパークに移動。
ワイカネ桟橋を眺める。
その後クアロアパークで休憩してると、カージナルが遊びに来た。
カーアヴァヴァレーを見る為にカネネルビーチに移動。
ここはちょっと雲があったほうが「LOST」の雰囲気が出る。
そして振り返るとカネネルビーチの海をバックに「太郎」が可愛い。
窓から吹き込むトレードウィンドを浴びながら東海岸をドライブして、ノースショアに入る。
ノースは良い天気。
サンセットビーチもラニアケアビーチも凄い人出だったが、パパイロアビーチは今日もローカルが少しいただけだった。
ウミガメがうようよ泳ぐ海を見ながら、ノースの柔らかい砂の上を歩いてサバイバー達のベースキャンプを見学。
こう言う砂の上を歩くのは裸足が一番なのだが、熱すぎてほんの数歩しか持たない。
ビーチサンダルで砂を上げながら歩くのは大変。
今日もしっかり汗をかいて、車に戻ってから冷たい水をサーブ。
そしてハレイワに移動してランチタイム。
「マッキーズ」は人気店のために、1時過ぎのランチタイムでも多少待たされる。
しかしベンチテーブルに座ってお客さんとおしゃべりするのも楽しい時間。
食後はノースショアMPで休憩。
日本に里帰りしていた「ポリトレ」のYukoちゃんが久しぶりにいた。
ワイアルアのシュガーミルに寄ってからモクレイアに移動。
ディリンハム飛行場で飛行機の破片置き場をチェック。
なんだか雑草が増えてきた。
モクレイアビーチも人は多くなかった。
深いグリーンの海に波の音。
アザーズのレジデンスエリアを見て、カエナ岬の先まで行ってUターン。
帰りのフリーウェイからは虹が見えた。
2007年07月05日
カウアイ島ツアー・2007 Part5
収穫したマンゴーを夜食に食べて、気持ちよく目覚めた3日目はカウアイ島最終日。
なんだかこのまま住み着きたくなるような「ポノカイ・コンド」は、結局プールなどの施設は全然使わないままにチェックアウト。
初日に入れなかったワイポウリ・タウンセンターの「ワイポウリ・レストラン」に朝食を食べに行った。
お目当てだった「ミソ・サイミン」はスモールサイズが無く、私は普通のサイミンを食べたが、友人の頼んだもう一つの名物「ビーフ・トマト」はなかなか美味しかった。
ローカル100%のレストランだったが、日系人も働いていて、普通に日本語で話しかけられた。
食後はやはり初日に逃した「シダの洞窟観光」へゴー!
ワイルア川の橋を渡ってワイルア・マリーナに車を止める。
9時半の朝一便に乗るためにチケットオフィスに向かうが、かなりガラガラ。
15分前には船に乗ってくれと言われたので、それまで土産物店など覗くが、人が増える様子は一向になかった。
しかし船着場に行くと「英語の船か、日本語の船のどっちがいい?」と聞かれた。
アメリカ人らしい観光客もほんの10名ほどしかいないのに、二つも船を出すの?
ちょっと不思議に思ったが、どうせなら日本語解説の船が良いと言うと、左側の船に乗れといわれた。
これは英語の船で、左に少し写っているのが日本語の船。
中はミュージシャン達が楽器の調整をしているだけ。
ところが出発の5分前にバスツアーの団体が現れて、英語版日本語版それぞれ30数名が乗り込んできた。
今まではカウアイでほとんど日本人観光客には逢わなかったが、彼らはどうやら日帰り観光のツアー客のようだった。
船が出発して、バスの添乗ガイドさんが解説をはじめ、フラやハワイアンミュージックのエンターテイメントもあった。
ハウの木の茂る川沿いを見ながら、ゆっくりと川を上っていく船には、風が流れ込みとても気持ちが良かった。
20分ほどの船旅の後、洞窟の手前の桟橋で船を降り、少し歩くといよいよシダの洞窟が目の前に現れた。
以前は洞窟の中にも入れたそうだが、現在は岩が不安定なために外から眺めるだけ。
ガイドさんの解説が終わると、船に乗っていたミュージシャンたちによる「ハワイアン・ウェディングソング」の演奏。
確かに新婚さんが多かったが、なんだかみんな余りピンと来ていないようだった。
ミュージシャンたちとフラダンサーは英語の船に乗って戻るようで、日本語船の帰りはガイドさんの説明。
もうこの道数十年と言った感じのベテランガイドさんで、色々勉強になった。
車に戻ると、今度は北を目指して走った。
初日は夕方に近い景色だったが、真昼間のハナレイなどはまた色が違って美しかった。
そしてハエナビーチよりもさらに先に進み、「リマフリ・ガーデン」と言う植物園に向かった。
続く。
2007年07月06日
「LOST」ツアー
今日も「LSOT」ファンツアー。
実は先日歯医者にチェックアップに行った時、最近「LOST」ファンツアーと言うのを始めたことをドクターに話すと、なんとLOSTのキャストメンバーのケイトがここに治療に来ているという。
隣の診察室にはケイトのサイン入りの写真まで飾ってあった。
ケイトと同じ歯医者に行ってるなんて、なんだかちょっと自慢。
さて、やはり朝方は少し雲が多く、マノアヴァレーは白くシャワーに包まれているように見えた。
パラダイスパークの駐車場に車を入れると、お客さんには一応折りたたみ傘を渡してトレイルの入り口に向かったが、不思議と雨には降られなかった。
森の奥からは鳥の大きな声がこだまして、風に揺れる木の音は、ここがワイキキから10分の場所とは思えない。
すっかり顔馴染みになったパーキングアテンダントに挨拶して、カハラに向かう。
ここは雨が降った形跡も無く、高級住宅街は静まり返っていた。
カハラ・アヴェニューからケアラオル・アヴェニューを抜けてカラニアナオレ・ハイウェイに入る。
コオラウ山脈の上にはどっしりと雨雲が座っている。
しかしハナウマ湾を過ぎると晴れ間が広がった。
ラナイ・ルックアウトからはモロカイ島とマウイ島がうっすらと見えた。
ウィンドワードサイドは雲が多かったが、雨が降っている感じはしなかった。
ワイマナロ、オロマナ、カネオヘと抜けて、ヘエイアケアとワイアホレで停車。
クアロアパークで休憩の後、カーアヴァ渓谷を見に行く。
このツアーは初ハワイと言う方も多く、ハワイの自然の説明にも力が入る。
ノースショアに回って、サンセットビーチの路肩には今日も観光バスやリムジンがたくさん止まっていた。
ワイメアビーチもローカルで賑わっていた。
飛び込み岩の黄色い看板が、岩の上から下のビーチに移動していた。
しかしノースはイイ天気。
パパイロアビーチのローカルパーキングに車を入れ、私もビーチサンダルに履き替えて気合を入れてビーチに向かう。
暑くなった砂は、ビーチサンダルを履いていても熱を感じる。
ジンがいつも魚を取っている岩場にいるのはローカルの少年。
黄色いテープで囲まれたサバイバー達のベースキャンプには交代制で24時間セキュリティがいるが、何人かには私も顔を覚えられてきた。
それにしても綺麗な海と綺麗な空。
以前KTファンツアーをやっていた時にもサンセットビーチを歩いたことがあったが、汗をかきながらビーチを歩くツアーなんてなかなか無いだろうなぁ。
まあ「LSOT」の世界や出演者たちの気持ちもわかるかもしれない。
パーキングに戻って一息ついたらハレイワに移動してランチタイム。
最近エビばっかり食べてる気がする。
ノースショア・マーケットプレースで食後の休憩の時、「ポリトレ」でハーリーとベンの写真を見てもらっているが、ここにはジンも来た事があるそうだ。
ワイアルアのシュガーミル跡地を回ってから、ファーリントン・ハイウェイを西に進む。
椰子の木畑やディリンハム牧場を見て、ディリンハム飛行場に入っていく。
オーシャニックエアーとナイジェリアの飛行機の残骸などを見て、管制塔横から滑走路も見て、モクレイアビーチに移動。
ワイアナエ山脈は稜線もクッキリと出て、リーワードサイドも天気は良さそう。
ここも今日はとても人が少なく、美しいビーチには波の音だけが聞こえていた。
YMCAのキャンプ・アードマンの前を通ってカエナ岬の行き止まりまで行ってUターン。
休日を前に帰りのフリーウェイは随分渋滞した。
風は吹いているが湿度が上がってきて、今晩はちょっと蒸し暑くなりそう。
2007年07月07日
4th of July
7月4日はアメリカの独立記念日。
普段から、ハワイはアメリカとは違うなんて言う考え方の多いこの州では、本土に比べてお祝いムードはあまり無い。
でも3日の夜はアロハタワー、4日はアラモアナで花火大会があった。
アロハタワーの花火は家から少し見えたが、4日の夜は「とっくり亭」で飲んでいたので、音も聞こえなかった。
アメリカ本土では異常乾燥状態が続いているところが多く、花火大会がキャンセルされた所もあった。
気温が45度まで上がった地方もあり、温暖化の対策を国のレベルで真剣にやらなければならないのは明白だが、ブッシュは口先ばっかりで正反対のことに一生懸命。
結局排出ガスの規制などを行うと戦争がやりにくくなってしまい、大事なスポンサーに頭が上がらなくなるのだろう。
ミサイル増やした所でテロが減る根拠は無い。
それを他国の土地に設置するなんていってるのだから、その近所のロシアが怒るのも無理は無い。
アメリカが良心を取り戻すのはいつだろうか?
2007年07月08日
Live Earth Concert
昨日世界各地で行われた「地球の温暖化防止のため」のコンサートイベント「Live Earth」。
各地の出演ミュージシャンたちは豪華で、ニュースを見る限り、コンサートは盛り上がっていた。
私も日本のYMOのコンサートは見たかったくらい。
でも地球の温暖化防止って、このコンサートがきっかけで気付く物じゃなくて、世界の人々は皆もうすでに気付いている。
家中の電球を取り替えた所で、個人の電力消費量は減るが、地球温暖化対策としては、たとえそれが何万世帯であっても、CO2の排出にそれ程大きな影響は無い。
そしてもう個人のレベルで対策をしてても仕方の無い事ははっきりとしている。
勿論意識を持つ事は大事。
でも日本だけで頑張ってもダメ。
アメリカと中国が国を挙げて始めない限り、地球規模の浄化は出来ないだろう。
今まで、「日本」、「アメリカ」と言うカテゴリはあったが、世界を見渡す場所が無かったので、「WORLD」と言うカテゴリを作った。
「地球」の話も語ります。
2007年07月09日
ビーチピクニック
今日はモクレイアビーチへのビーチピクニック。
妊娠、出産のためにしばらくハワイに来れなかったダイアモンドヘッドクラブの定連さんが、2歳半のお子さん連れで久しぶりにやってきた。
日曜でH-1フリーウェイもスムーズだったが、H-2に入ると少し雨粒が落ちてきた。
ワヒアワから西のワイアナエ山脈にかけて、モーニングシャワーが残っているようだった。
しかしハレイワからカエナ岬に向かって走り出すと雲も消え、モクレイア・ビーチパークは綺麗に晴れていた。
フェールスカマニの木陰に陣取ると、子供は砂遊び開始。
しかしなかなか直接砂には触れようとしない。
ウミガメもすぐ近くに現れたが、なんと初めての海になかなか興味がもてないようだった。
だがそのウミガメが段々集まってきて、ちょこちょこと顔を上げるのが見えるようになると、徐々に興味が沸いてきたようだ。
そして一度砂の上に立つとどんどんと水辺に歩いて行き、水際でお母さんの手を握りながら、水に足をつける。
それが気持ち良かったのか、後はずっとピチャピチャと波打ち際で遊んでいた。
ハワイの海に子供にも魅力を感じたのだろう。
お昼にランチの仕込みにハレイワまで行くと、観光客の姿は少なかった。
そしてモクレイアに戻ると、ポロフィールドではポロのゲームの準備をしていた。
ビーチパークにはカイトサーファーがどんどん増え、いつの間にか30ほどのカラフルなカイトが空を舞っていた。
最初は子供がビーチに飽きてしまったらハレイワなどの観光に切り替える予定だったが、電池切れでぐっすりと眠ってしまうまでずっと遊んでいた。
帰りのフリーウェイもとてもスムーズだった。
2007年07月10日
「LOST」ファンツアー・特別編
ワイメアベイ横のカメハメハ・ハイウェイで4月に発生した落石を受けて、防護ネットなどの設置のための工事が始まった。
明日からは10分ずつの片側通行規制が始まるが、今日は重機の設置のために通行止めになると聞いていたので、「LOST」ファンツアーはコースを変えて特別編にした。
朝方のシャワーによってしっとりとしたマノアヴァレーの奥に入っていき、マノアフォールズトレイルの入り口とパラダイスパーク跡地を見学。
ヒンヤリとした空気が気持ち良い。
ハワイ大の横を抜けてH-1フリーウェイに入り、カハラを通ってカラニアナオレ・ハイウェイに戻る。
ラナイルックアウトからは今日もモロカイ島がうっすらと見えた。
マカプウ岬を回ってウィンドワードサイドに出て、ヘエイアケアの飛行機の機首を見て、ワイアホレのワイカネ桟橋を見学。
クアロアパークで休憩の後、カネネルビーチの前からカーアヴァヴァレーを見るところまでは通常コース。
ここからUターンしてカヘキリ・ハイウェイを南下。
テンプルヴァレーの平等院を見に行った。
ここはサンの韓国の実家の設定で、パーティーのシーンやジンとのデートの場面などで使われた。
小学生の遠足の団体が来ていた。
その後はリケリケ・ハイウェイからH-3フリーウェイに乗り換えて島の南側に出て、H-1、H-2フリーウェイを乗り継ぎノースショアに行った。
そのまま東海岸を北上して回るのに比べたら倍の距離を走ったが、時間的にはほとんど変わらずにパパイロアビーチに着いた。
ノースショアは晴れ渡り、ジリジリと太陽が照り付けて、砂がとても熱かった。
今日も海にはうじゃうじゃとウミガメがいて、1頭が岩の上に上がっていた。
サバイバー達のキャンプだけでなく、ビーチにも他に人の姿はなかった。
しかし先週とは違って、エコの教会の辺りまで立ち入り禁止の黄色いテープが伸びていた。
なんだかいつもよりも汗をかき、パーキングに戻って冷たい水をゴクッと飲んで一息つけた後は、ハレイワでランチタイム。
すっかり顔馴染みになった「マッキーズ」のマッキーに、「今日もココナッツシュリンプね?」と先にオーダーを言われた。
食後にノースショアMPで休憩していると、”ドッグ”ザ・バウンティーハンターが奥さんと一緒にいて、アメリカ人に囲まれて写真を撮ったりサインを求められたりしていたが、日本人にはあまり知られていないようだった。
ハレイワ・ロードからワイアルア・シュガーミルを回って、ファーリントン・ハイウェイを西へ走る。
ディリンハム・エアーフィールドで飛行機の残骸と滑走路を見て、墜落現場のビーチに移動。
モクレイアビーチにはローカルが数組いたが、光る海は今日も美しかった。
帰りのフリーウェイはビショップ博物館の辺りから渋滞が激しかった。
プナホウでH-1を降りてもワイキキまでの道がまた詰まっていたが、これは自然渋滞のようだった。
2007年07月11日
イチロー
仕事から帰ってきて、録画しておいたMLBのオールスターゲームを見た。
初回の先頭バッターでいきなりヒットを撃ったイチローは、サムライの代表といった感じでカッコイイと思ったが、それどころでは無かった。
オールスター史上初、イチロー本人も初めてと言うランニングホーマーでスタンドを沸かせた。
日本の盛り上がりはきっと凄かったんだろうなぁ。
結局MVPに選ばれ、また一つの歴史を作った。
グラウンドでのインタヴューではさすがに緊張気味だったが、イチロー風の日本語のニュアンスが英語に伝えきれていなかったのはちょっと残念。
来年はどこでプレーするかが注目されているが、後はワールドシリーズに出る夢を叶えて欲しい。
また元気をもらった。
ありがとう!
2007年07月13日
マキキヴァレー・ループトレイル
2004年までツアーメニューにも入れていた、マキキヴァレー・ループトレイルを久しぶりに歩いてきた。
一時は雑誌にも紹介されて人気のあったコースだが、ハワイ州の公園管理局が理不尽な理由でツアーでの入場を突然中止にしてしまった。
私の家からは一番近いトレイルなので、また歩きたいと思いつつも、今まではなかなか行けなかった。
マキキ・ストリートを上がってマキキハイツ・ドライブに入り、最初のヘアピンカーブを曲がらずにカーブの奥に入っていくと、そこはマキキの森。
以前はさらに奥にあったパーキングが手前に出来ていて、止められる台数も増えているようだった。
トレイルの入り口に向かって歩くと、「ギャー、ギャー」と言う悲鳴のような大声が頭上から聞こえてきた。
最近マノアのジャングルでも時々見かける大きな白いオウムが、木にとまって鳴いていた。
その先の「ハワイ・ネイチャーセンター」やトレイル入り口のお手洗いなどもすっかり綺麗になっていた。
5分ほど歩いてようやくトレイルの起点に立つ。
ここは3つのトレイルがループ状に繋がって、マキキヴァレー・ループと言うトレイルコースを形成している。
最初はここから左に向かう「カネアロレ・トレイル」に進む。
すぐにカネアロレ川に架かる橋がある。
この橋が出来てすぐの2003年の様子がこれ。
橋もジャングルも大分成長した感じ。
前からこのトレイルは近所の韓国系住民の散歩コースで、今日も20人以上の人とすれ違ったが、ほとんどが韓国人だった。
最初のトレイルはひたすら登り。
途中にはハウの林や竹林、シナモンツリーやカヴァなどがあり、奥に進むとククイの木が増えてくる。
そしてトレイルにはククイの実が散らばり、タイルのように敷き詰まっている。
時々聞こえてくる小川のせせらぎと、森にこだまする鳥の声に癒されながら、30分ほど登るとマキキヴァレー・トレイルに突き当たる。
ここを右に曲がって谷を横断する。
程なくトレイルはイエロージンジャーの群生するエリアに入る。
香水の畑とでも表現出来そうな、芳しい匂いが立ち込める。
時々鮮やかな色の花をトレイルに散らしているパッションフラワーは、なかなか咲いているところが見つからなかったが、何気なく立ち止まった所にひっそりと咲いていた。
ストロベリーグアヴァはあちこちで実をつけていたが、どれもまだ青くて食べられそうには無かった。
トレイルからは時々ワード方面の景色と海が見える。
そして雑誌にも何度か載った巨大バニアンツリー。
これは2002年の写真。
一日に1センチも弦を伸ばすバニアンツリーだが、この木はそれほど大きな変化は見られない。
実際にはこう言ったトレイルにあるバニアンの弦は、定期的に剪定されたり、髪の毛の様に結ばれたりはしている。
さらにモレカ川に架かる橋。
これは2001年の写真だが、橋の周りの植物が随分変わっている。
橋を渡るとマウンテンアップルの木が続くが、どの木も青いりんごがたくさん生っていた。
まだちょっと食べるのには早いなぁと思っていたら、ちゃんと赤い実も発見!
ちょっと手の届く所ではなかったが、木を揺すってみるとちゃんと落ちてきてくれました〜!
その先の休憩所でスパム結びの後のデザートとしていただく。
美味しい!!
ローズアップルは花を咲かせていた。
最後はマウナラハ・トレイルを下っていく。
途中でシェイマが現れ、ずっと付いてきた。
途中には溶岩が流れた跡もある。
ユーカリの林の広がる尾根を下っていくと、
アラモアナホテルが見えてきた。
最後に竹薮を抜けてループが完結。
2時間弱、たっぷりと森林浴もして、イイ汗かいた。
2007年07月14日
オアフ島マップ
この日記を書いている一番の目的は、ツアーなどにいらした日本のお客さんに、ハワイにいない時にもハワイの事を思い出してもらったり、またいつもハワイに行きたくて仕方が無くなる「ハワイ病」の患者さん達に、治療目的のフレッシュなハワイの様子をお伝えしたいということである。
サークルアイランドなどに参加した事のある方には、おおよそのオアフ島の地理は説明しているし、基本的には少なくともハワイのガイドブックなどはお持ちの方が多いので、日記中ではあまり細かく書かないが、それでも道路の名前などが出てくると地図を持っていない方は詳しい状況が掴めないという事で、Google Mapをカスタマイズして「マイマップ」を作った。
ブログ説明欄の「記事中に出てくるオアフ島の地名については、こちらをご参照下さい。」の「こちら」をクリックすると地図が出るようにした。
Google Mapにも対応しているので、インストールしてある方は出て来た地図の「KML」をクリックすると、インデックスがリンクされる。
今後もインデックスは増やしていくつもりなので、お楽しみ下さい。
2007年07月15日
カウアイ島ツアー・2007 Part6
まず何人かにご指摘を受けた、Part-5に載せた「シダの洞窟」の写真。
右側上部の赤い部分は、岩が剥がれて下の赤い色が露出していたのだが、左側に上下に走る虹のような線は一体何なのか?
岩や草木の上から色が付いている事は明らかだが、虹のように光が屈折して出来たのなら、それこそ虹のように色が並ぶはず。
デジカメでもこう言うのって写る事があるんですね〜・・・って一体??
さて、ハナレイを過ぎた所で車にガソリンがほとんど残っていないのに気付いた。
普段乗っている車じゃないと、何か忘れる事がある。
そのうちにガスステーションが出てくるだろうと思いながら走っていたら、「リマフリガーデン」に到着してしまった。
受付で入場料を払う時にガスステーションを聞くと、プリンスヴィルまで戻らないと無いと言う。
燃料切れのランプが付いたばかりなら問題無いと言われてホッとした。
この「リマフリガーデン」は$10の入場料がかかるが、セルフガイド用の案内雑誌がなかなか充実していた。
ぐるりとコースを回ると1時間半ほどかかるのだが、コース上のおよそ40種類の植物に関して詳しく解説してある。
この辺りは普段は雨が多いのだが、今年は異常に少ないのだそうで、この日もとてもよく晴れていた。
途中にはこんな池もある。
ガーデンを囲む山の頂上は変わった形の岩が多く、それぞれ名前が付いていた。
少し上がった所からガーデンの中央を見下ろす。
そして真っ青な海も見えてきた。
入り口にはビル・クリントン前大統領とヒラリー大統領候補の写真が飾ってあり、昨年夫婦でいらしたようだ。
確かにここはカウアイ島のお勧め植物園である。
ちょっと冷や冷やしながらプリンスヴィルまで戻って車に給油した後、やはり初日に入れなかった「キラウエア灯台」に行った。
ここは海鳥のサンクチュアリで、アホウドリやウミネコ、イヴァ(軍艦鳥)などが大声を上げながらたくさん飛び回っている。
鳥の写真は難しい。
プリンスヴィル方面を望むと、先程までいたリマフリガーデンの辺りも見えた。
そしてこれがキラウエア灯台。
現在は活動はしておらず、少し岬寄りの小さなビーコンがその役目をしている。
すぐ沖には小さな島があり、海鳥たちの遊び場。
日本人の姿は全くなく、資料館も兼ねているギフトショップもゆっくり見学した。
お昼も大分回った所で、アナホラの町にある「オノ・チャーバーガー」でランチタイム。
巨大なハンバーガーと、オニオンリングも美味しかった。
ここまでで今日行きたかった所は全て回れたが、ホノルルへの飛行機は夜なので時間はまだある。
そこで滝を巡ってみることにした。
まずはクヒオ・ハイウェイを南下して、リフエの手前で583号線マアロ・ロードに入って北上。
「シダの洞窟」のさらに先にある、ワイルア・フォールズに行った。
途中から道が細くなり、大型バスは絶対に入れない。
行き止まりに小さなパーキングスペースがあって、そこに車を止めて少し歩いて戻ると滝が見えた。
これでも一番良い角度で、下の方までは見下ろすのは大変だったが、青い滝はちょっと神秘的。
再びクヒオ・ハイウェイからワイルアに戻り、580号線クアモオ・ロードを西に入って行き、オパエカア・フォールズを目指した。
ここは大型バスが何台も止まれるような駐車場があり、フルーツスタンドまで出ていた。
駐車場から少し歩くと滝が見えた。
角度は良いが音も聞こえず遠い。
そこでズームイン。
どうせならもっと近くで見たかった。
この滝はワイルア側の支流になるのだが、通りを渡って見ると、ワイルア川の本流があり、「シダの洞窟」ツアーの際に説明のあったハワイアンの村が右側に見えた。
せっかくなので降りて行ってみる事にした。
「カモキラ・ハワイアンヴィレッジ」と言う看板はあったが、ひっそりとしていて既に閉園しているのかと思った。
ところが人が現れて、入場料を払うとセルフガイド用の地図をくれた。
中はポリネシア文化センターをかなり小ぢんまりとさせたような造りで、大型バスが来たら一台分で満員になりそうだったが、他にはあと一組しか客はおらずゆっくりと回ることが出来た。
ここからさらにクアモオ・ロードを西に向かった。
世界で一番降水量の多いワイアレアレ山に向かって道路は続いていたが、どの地図を見ても奥に何があるのか書いていない。
好奇心もあって走り続けたのだが、途中から対向車も無くなり、道路が砂利道になった。
看板など何も無かったのだが、しばらく行くとキャンプ場があり、ローカルのカップルが普通にキャンプをしていた
道路はまだ続いていたのでさらに奥に進んだ。
しかし道はさらに悪くなり、森が深くなって薄暗くなってきた。
陽も大分傾いていたので、この道を暗くなってから戻りたくは無いと思っていたら、ようやく小さな看板があった。
それにはここがワイルド・ピッグのハンティングエリアの始まりと書いてあった。
なるほど。
するとすぐに別の一台の車が後ろから現れて我々を追い抜いていった。
ローカルがハンティングに行くようだった。
我々はここでUターン。
9時10分のホノルル行きの便まではまだ時間があったので、リフエの街で少しブラブラして何か食べようと思ったのだが、ランチが遅かったのであまり空腹を覚えず、空港で何かつまもうと思ったらチェックインで少し手間取り、そのまま飛行機に乗った。
待合ロビーにはほとんど人がいなかったのだが、行きは満員だったボーイング737は結局14人しか乗客がいないまま定刻の9時10分よりも15分も早く出発した。
サービスで出されたグアヴァジュースを飲み終わる頃には、ホノルルの夜景が見えてきて、9時10分には降下を始める前のシートベルト着用のサインが付いた。
カウアイ島の後ではホノルルもすっかり大都会に見える。
楽しい3日間だった。
2007年07月16日
サンセットツアー
今日はオプションでモアナルアガーデンに最初に行った。
マネーツリーや、
チャイニーズ・ファンパームが青空に向かって伸びていた。
ミロや
バード・オブ・パラダイスの花も綺麗に咲き、
マニラパームの花には蜂が集まっていた。
その後ドール・プランテーションで休憩の後、ハレイワタウンで一時解散。
私はガソリンを入れた後、モクレイアまで足を伸ばし、Y家でしばらくネコのミィミィちゃんと遊んでいた。
ハレイワタウンも観光客が少なくなり、少し静かになった頃移動開始。
ラニアケアビーチに行くと、薄目を開けて1頭のウミガメが寝ていた。
工事中のワイメアの崖はこんな感じ。
確かに雨が降ったら崩れてきそうな感じもする。
サンセットビーチに到着すると、雲が多かった。
すぐ上は厚い雲に覆われていたが、陽の沈む水平線方向は雲が割れていて、真横から西日が差してきた。
最後はやはり雲の中に入っていったが、
いい感じで色が残り、
最後はそれが広がった。
海はとても静かで、波の音もほとんどせず、「リラックス」を絵にしたような瞬間だった。
2007年07月19日
サークルアイランド
今年の雨季は雨が少なかったのだが、このところ日中にシャワーが降ることが多い。
今日も予報では何度か雨雲がオアフ島を通過しそうだった。
しかし朝のワイキキはとても良い天気。
コオラウ山脈に架かる厚い雲を気にしつつも、出発した。
ダイアモンドヘッド沖には3〜4フィートほどの波が上がっていて、サーファーが多かった。
ハナウマ湾を過ぎるとモロカイ島がうっすらと見えた。
サンディービーチのショアブレイクは小さかったが、遊泳禁止の赤い旗が翻る中、ローカルがたくさん海に入っていた。
ウィンドワードサイドに出るとやはり雲が多かったが、マカプウビーチには陽が差し、透明な海が光っていた。
ベロウズビーチは人がほとんど無く、エメラルドグリーンの海がとても美しかった。
カネオヘからカハルウ辺りまでは道路脇に水溜りが多く、ワイアホレはさっきまで降っていた感じだったが、クアロアパークに行くと嘘のように晴れていた。
ライエ方面には雨雲が流れて行くのが見えたが、結局全然雨に逢わずにノースショアに入った。
ノースも多少雲があったが降る気配は無い。
サンセットビーチは観光客で賑わっていた。
ラニアケアビーチも人が多かったがウミガメは上がっていなかった。
潮が大分満ちてきていて水が濁り、海中のカメも探すのは大変。
懸命に目を凝らしていたら、大きな1匹がすぐ目の前で水から上がってきた。
するとビーチにいた人がどっと集まってしまい、びっくりしたウミガメはUターンして海に戻ってしまった。
爆睡してしまったら人に囲まれても驚かないウミガメだが、あれじゃ驚いても仕方ない。
アリイビーチパークには小学生の遠足が来ていたが、我々が木陰でランチを始めると、黄色いスクールバスに乗って移動して行き、後は鳥の声だけがするいつもの静かな公園に戻った。
この公園のロイヤルポインシアナの花は年によって咲き方が違うのだが、今年は綺麗に咲き揃ってきている。
ハレイワタウンはそれ程でもなかったが、ドール・プランテーションは観光客で一杯だった。
帰りのH-2フリーウェイでは出来たばかりの虹が低く見えたが、ワイキキに戻るまでシャワーには逢わなかった。
2007年07月20日
ナイトドライブ
夕方シャワーがあり、ダイアモンドヘッドも白く霞んでいたのだが、陽が沈むと星がちらほら見えてきた。
8時半の時点でワイキキは晴れていたが、パールシティは予想が付かなかった。
H-1フリーウェイに乗ると、ヌアヌやカリヒでシャワーに当たり、パールシティに着いても小雨がぱらついていた。
しかしいつもの公園に入って行き、車を降りるとピタリと止んだ。
また降り始めたらすぐに公民館の屋根の下に避難しますよ、とお客さんに伝えたが、空を見上げるとどんどん雲が割れていく。
最近私の晴れ男パワーは全開。
ラグに転がって星空を見上げていただくと、流れ星も発見!
ムーンボーツアーで勉強したデジカメの技をここでも使って撮ってみた。
2007年07月22日
BON DANCE
うちの隣のお寺で恒例のボンダンスが始まったので、ホノルル在住や日本からの友人を誘って見に行った。
今年はまた新しい発見があった。
「東京音頭」などのスタンダードナンバーの中に混ざって、「大阪すずめ」なる演歌が流されていた。
以前「さかなの歌」が流れて、それを振り付きで踊っていたのが印象的だったが、今年は演歌で踊っていた。
どこであの振り付けを練習するのだろう?
そしてライブヴァージョンで歌われている曲の中に、軍歌調の物があったのも驚いた。
今までは移民時代の苦しい生活を歌った物ばかりかと思っていたが、まだまだ奥が深そうである。
そして以前いた「ボン・キング」を発見!
(2003年7月19日の日記参照)
正確には2003年のキングでは無く、当時はまだジュニア的存在だった青年がすっかり見事なキングに変身していたのだった。
浴衣の着こなしもさることながら、アートメイクやハイライトの入ったスパイキーな髪型は、キングの貫禄十分。
勿論踊りは超一流、というか、余裕がある。
キングには常に近くで踊る、やはり浴衣もしっかり着こなした日本人女性がおり、二人はとても目立っていた。
他にも華麗なステップを踏む白人の男性がおり、彼は太鼓の叩き手でもあった。
途中の休憩時にはお約束の「空手の型」の演技。
ニューヨークやD.C.から来た日本人のほうが、この文化との遭遇に驚いていた。
2007年07月23日
サークルアイランド
今日も朝はシャワーが残っていた。
天気予報も雨の確立の高いのが多かったが、晴れ男のパワーに賭けるしかない。
ワイキキも雨粒が流れてきていたが、カピオラニ公園を抜ける頃には青空が見てきた。
ダイアモンドヘッド沖の波は3フィート。
カハラを通ってカラニアナオレ・ハイウェイに入ると、コオラウ山脈の上にはどっしりとした雨雲が座っていた。
サンディービーチは雲が多く、砂も一瞬光っただけ。
しかしマカプウ岬を回ると再び晴れ間が見え、ウィンドワードサイドもとりあえずワイマナロまでは雨は降っていなかった。
ベロウズビーチに入っていくと、「サメに注意」のサインが立っていた。
なんと木曜にベロウズの沖で男性がサメに襲われたのだそうだ。
調べてみると、このあたりでサメの被害が出たのは50年振りだそうで、とても珍しい事だったようだ。
そのせいかビーチはガラガラだったが、週末という事でローカルが何組かパーティーの準備をしていた。
ラグを広げて、ジュースを出して、お客さん達に寛いでいただいていると、陽が差してきた。
オロマナ辺りで一度ザッと雨が降ったが、クアロアパークで車を降りると道路も濡れていなかった。
光る海がとても眩しかった。
そしてカネネルビーチやカーアヴァビーチも綺麗に色が出て、北上するほどに雲が少なくなっていった。
ライエに入る前に消防車と救急車が数台止まっていて、少し渋滞した。
通り過ぎると、乗用車が一台道路脇の側溝に嵌ってひっくり返っていた。
完全に裏側になっていたのでレンタカーかどうかはわからなかったが、昼間あんな所でひっくり返るのはどう考えても余所見かな?
ノースショアはすっかり晴れ渡っていた。
サンセットビーチは観光客で賑わっていたが、
透き通った海はとても気持ち良さそうだった。
ラニアケアビーチも相当な人出で、付近はタートル・トラフィック(カメ渋滞)していた。
しかしそろそろウミガメか人間か、ビーチの優先権を考えないと、ここもハナウマ湾の様になってしまうだろう。
沖には3フィートほどの波が出ていて、サーファーの姿が目立った。
ハレイワビーチパークではフェスティバルが行われていて、凄い人だった。
こちらはノースショアの地元民が多いようだった。
アリイビーチパークでは空いているピクニックテーブルを見つけてランチタイム。
トレードウィンドが肌に心地良かった。
フェスティバルの影響でハレイワタウンも人が多かったが、ドール・プランテーションは逆に少なかった。
帰りも全然雨には当らなかったが、お客さんをホテルにドロップして、ガスステーションに寄るとパラパラと振り出し、大きな虹が出た。
2007年07月25日
LOSTファンツアー
朝から良いお天気だったが、最初に向かうマノアの谷には雨雲が架かって、アラワイ運河から見ると白く煙っていた。
しかしプナホウ学園の横を通って奥に進むにつれ雨は上がり、少しぬかるんだトレイルの入り口まで足元に気を付けながら歩いた。
これからトレイルに向かう雨合羽を着たツーリストのグループに遭遇したが、トレイルのぬかるみは凄そう。
我々は入り口でジャングルの写真を撮って引き返す。
その後カハラを抜けて「ハーリーの豪邸」の前を通り、ジャックが結婚式を挙げたカハラホテルをチラッと見て、カラニアナオレ・ハイウェイを走る。
ラナイ・ルックアウトは人が多かったが、車はちゃんと止めることが出来た。
風はあったが海は穏やかだった。
最近は日本でどこまで放映されたかを気にしながら解説をするようにしているが、「LOST」は見ている方もすっかりLOSTする複雑なストーリーで、サバイバー達の回想シーンも時系列がバラバラで、お客さんもよく覚えていなかったりする事がある。
これからシーズン4,5,6と続いていったら大変だろうなぁ。
さて、ソーヤーとベンが一緒に歩いたマカプウ岬を回って、ウィンドワードサイドに出る。
多少雲もあり、道路脇には時々水溜りもあったが、降られる事は無かった。
赤土のワイアホレビーチに車を止めて写真を撮っていると、アメリカ人の旅行者がやはり車を止めて我々の近くで写真を撮ろうとした。
後ろにはカネオヘ湾越しにクアロア山とワイカネ桟橋が見えるだけ。
しかも雲が架かっていて、普通の観光だったらわざわざ車を止めて写真をとる場所では無い。
我々が車に戻ると、アメリカ人も不思議そうな顔をして、家族の待つ車に戻っていった。
どんなツアーをしているのか知ったら驚くかも。
クアロアパークで鳥の名前など説明しながらジュースを飲んで休憩後、カーアヴァヴァレーを見に行く。
向かいのカネネルビーチは今日も美しい。
カーアヴァビーチの新しいパブリック・レストルームがようやく完成したようなので、「CI2」の企画もそろそろ始めたい。
ノースショアは雲が少なかった。
サンセットビーチ、シャークスコーブ、ワイメアビーチ、ラニアケアビーチと、どこも人が多かったが、パパイロアビーチは誰もいなかった。
サバイバー達のベースキャンプのセキュリティは、今日は初めて見るローカルの若い男性だった。
ちょっと話しかけてみると、9月から始まると聞いていたシーズン4の撮影は、8月の半からになったのだそうだ。
どのようにストーリーが展開して行くのかわからないが、今のキャンプ地はキッチンと、その奥にもう一つテントかあるだけ。
他のテントは撮影前に戻すらしいと聞いていたが、実際どうなるのだろう?
最近ビデオを見直していて気付いたのだが、キャンプ地の海側の中央にあるこのアイアンツリーの木がしょっちゅう出てくる。
真ん中にあるので目立つというのもあるし、近くにソーヤのテントがあったというのもある。
「LOST」はストーリーの複雑さから、ビデオに撮って何度も見る人は多いが、ロケ地を確認するために背景の木や山ばかり見てるのも珍しいかもしれない。
今日は本当に誰もビーチにいなかったので、ウミガメが上がって甲羅干しをしていた。
当然お客さんたちも大喜びだったが、後からもう一匹も上がってきた。
ハレイワの「マッキーズ」でランチの後、ノースショアMPで休憩してから、ワイアルア・シュガーミルでアフリカのシーンの現場を見る。
エコとイェミの教会は、内部の撮影はハレイワロード沿いのケアリイオコマル・チャーチなのだが、そこから一歩外へ出た所はワイアルア本願寺の前になる。
子供の頃のエコが悪人どもにさらわれるシーンも同じ場所だが、貧しいアフリカの村の子供たちがサッカーをしながら結構綺麗な靴を履いていたのは不思議。
さて、ファーリントン・ハイウェイをモクレイアに向かって走り、ディリンハム飛行場の物置をこっそり見学。
今日は別の角度を公開。
こう行った飛行機の残骸って、ハリウッドで作った模型なのだろうか?それとも本物の飛行機を使ったのだろうか?これも不思議。
モクレイアビーチは今日もきらきらと光る海が綺麗で、カエナ岬方面には雲は無かったが、
ハレイワ方面には2層の雲が張り出していた。
アザーズの居住区を見て引き返す。
ソーヤがネックレスの詐欺をしたガスステーションは、大掛かりな工事が入っていて、改装しているのか潰れてしまったのかよくわからない。
いずれにせよ撮影時の様子とは随分変わってきている。
帰りのフリーウェイはとてもスムーズだった。
2007年07月26日
ココクレーター植物園
朝方はコオラウ山脈から風に乗って雨粒が舞っていたが、カラニアナオレ・ハイウェイを東に進むと青空が広がっていた。
今日もすっかり良い天気。
ブルブルやカージナルが挨拶に来たが、人の気配のしない園内に入ると、たくさんのプルメリアにお客さんも大喜び。
目に鮮やかなブーゲンビリアや、
たくさん花を付けたナウパカも咲いていた。
気温も上がってきたが、時折り風が抜けると気持ちが良かった。
2007年07月29日
ムーンボーツアー
今月は満月にちょっと早くツアーが入った。
お客さんのスケジュールと月齢がなかなか合わないのだが、期待を込めて出発。
最初にドール・プランテーションに寄ってからノースショアに出て、ラニアケアビーチに行った。
今日は3匹もウミガメが上がって甲羅干しをしていた。
久しぶりに発信機を付けているカメがいた。
その後ハレイワタウンで小休憩。
東の空に虹が出ていた。
モクレイアに移動して、誰もいないビーチでサンセットタイムを楽しんでいると、
今日はこのワンコが一緒に寛ぎに来た。
水平線に雲が出てきて。日没の時間が少し早くなったが、
カフク岬の沖に出た雲には綺麗な夕焼けが色付いた。
次第に空が濃い紫色に覆われ、金星が光りだした。
風も穏やかで、リラックスするには最高の条件だったが、雨雲は無く、ムーンボーの出現は厳しい感じだった。
しかし先月よりさらにデジカメのマニュアルを読み込んで、このようは昼間に近い明るさの写真の撮影に成功した。
勿論人間の目で見るよりはるかに明るい。
丁度人工衛星が頭上を横切ったので、シャッターを6秒ほど開放して撮影したのがこれ。
シャッターを押す時に少しぶれているが、実際はちゃんと真っ直ぐ飛んでいた。
さすがに3ヶ月連続ムーンボーという訳には行かなかったが、気持ちの良い夜を過ごせた。
2007年07月30日
自民党惨敗
小泉純ちゃんから引き継がれた安倍政権は、美しい国という大儀の元に国民投票法案などを可決させて、憲法改正などを視野に入れた国づくりを進めてきた。
小泉路線、つまり国を改革していく政策を継承するという所までは同じだったのだが、組閣のやり方が大きく違い、結果的にはそこから色々とボロが出て資質を問われた。
年金問題については過去からの問題が表面化したに過ぎず、安倍さんにとってはタイミングが悪かったのだろう。
歴史的大敗によって与党が参議院で過半数を割ったことで、安倍首相も責任問題を問われているが、かといって今の自民党に首相の器は他にいない。
衆議院では3分の2の勢力を保持しているが、参議院では各委員会も含めて議長席も失い、今までのような強行採決なんて難しくなる。
躍進した民主党は小沢党首が疲れでぶっ倒れてしまったが、これからの責任は大きい。
2大政党の時代が来るなら批判ばかりではなく、現実的な政策を掲げてそれを遂行させなければならないが、まだ政権交代が実現したわけではない。
こんな不安定な政情の中でも、日本は多くの問題を解決する方向に進めなければならない。
今回の選挙は期日前の不在者投票が大幅に増えたそうで、ハワイでも在外投票を行った友人が多くいた。
ところが実際の日本の選挙は今回も投票率が60%を切り、相変わらず国民の関心の薄さにはがっかり。
自分の祖国の、自分の子孫がこれから受け継ぐ国の事に関心が薄いって言うのは、日本人が既に諦めてきている表れなのだろうか?
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