朝から良く晴れ、清々しいトレードウィンドが吹いていた。
ワイキキを出てマノアの住宅街を抜け、道路が細くなると片側に駐車禁止の看板が並んでいた。
これは撮影用のトレーラーが出入りするための規制。
と言うことは?
実際に撮影が行われていると係員がスタンバイしていて、「今日は奥で撮影しているからちょっと静かに入って行ってね」なんて注意されたことが何度かあったが、誰もいなかったので、これから撮影か既に終わった後の可能性。
パラダイスパークのパーキングに車を入れるとクレーンや、
照明などの撮影機材が置いてあった。
しかしアテンドのウォーレンに聞いてみると、撮影は今晩なのだそうだ。
カハラの住宅街を抜けてカラニアナオレ・ハイウェイに出て、東に向かう。
ラナイ・ルックアウトでも何か撮影中だったが、スタッフの合計が3人ほどの小さな物で、カタログやチラシかもしれない。
ウィンドワード・サイドも雲は少なく、ワイマナロの海は綺麗な色だった。
ベロウズビーチは今日も人が多かった。
ウィンドワード大学を回って、ヘエイアケアからカネオヘ湾に出る。
ワイアホレ・ビーチパークからチャイナマンズ・ハットとクアロア山を見る。
クアロア公園はいつものようにガラガラだった。
カーアヴァやプナルウの海も素晴らしい色だったが、ノースショアに入ると様子は一変して荒れた海が現れた。
サンセット・ポイントには15フィート近い波が上がり、サーファーは多かったが、今日はここに集中していたようで、ラニアケアには人影が見えなかった。
パパイロアビーチも波の音が大きかった。
しかしビーチを歩いて行くと、サバイバーたちのベースキャンプにオレンジ色のフェンスが無いことに気付いた。
と言うことは?
ここも実際に撮影が行われていたら、スタッフが沢山いるし、機材なども置いてあって雰囲気が違うのだが、やはり撮影前か後と言った感じだった。
フェンス越しだと、どうしても撮影のセットと言う雰囲気がしてしまうが、フェンスが無いと本当にここにサバイバーたちがキャンプをしていそう。
セキュリティに聞いてみると、昨晩撮影があったのだそうだ。
またもニアミス。
ちょうどこの頃風が弱くなって、今日は随分汗をかいた。
ハレイワでランチと休憩の後、モクレイアに向かい、ディリンハム・エアフィールドで飛行機の残骸を見て、
墜落現場のモクレイアビーチを見学。
また風が戻ってきて気持ち良かった。
その後ダーマ村など見てUターン。
一日中良いお天気だった。