前日の夜の「ハワイ・ニュース・ナウ」でマリカ・ダドリーちゃんが「明日は午後から嵐よ」とニコニコ顔で言っていたのだが、朝のワイキキは晴れていた。
しかし風が弱く既に湿度は若干高かった。
コオラウ山脈の上にはどっしりとした雲が乗っていたが、マノアに入っていくとまだ降ってはいなかった。
一応傘を渡して歩き始めたが、ジャングルは湿っていた。
「パラダイスパーク」に入る前からポツポツと降り始めた。
「オーキッド」、「ハイドラ」のポイントを見学して「テンプル」に移動すると、落書きがすっかり消されて元の状態に復元されていた。
今後は「シロクマの檻」の復活に期待。
「テンプルの裏口」の前には巨大な岩が置いてあったが、これも発泡スチロールの偽物で、セットの一部なのだが、どうしてこんな不自然な位置に置いてあるのだろうか?
園内を回っている間に雨も止み、カハラを抜けてカラニアナオレ・ハイウェイを走る。
ニウ・ヴァレーではゴールドツリーの黄色い花が見事で、先日の「4月の花」の記事にも載せたかったが、残念ながら良い撮影ポイントが無く、近々どこかで撮りたい。
ラナイ・ルックアウトに向かうと、沖に薄っすらとモロカイ島が見えた。
東海岸に回ると雲が多かったが、すぐに降りそうな気配は無かった。
ベロウズビーチも静だった。
ワイアホレからカネオヘ湾とワイカネ桟橋を見て、
クアロア公園からチャイナマンズ・ハットを見ながら休憩。
ノースショアに回ると晴れ間が広がったが、風が止まってきた。
相当暑くなるのを覚悟でパパイロアビーチに入っていくと、急に雲が出てきて、カエナ岬方面には雨雲も見えてきた。
遠くに雷鳴も聞こえてきた。
ハレイワでのランチタイムも雨は全く降らなかったが、ワイアナエ山脈の裏から雷鳴が響いていた。
モクレイアに移動しても雨は降らなかったが、ビーチにはほとんど誰もいなかった。
最後に「キャンプ・アードマン」の「ダーマ村」を見学してホノルルを目指す。
パイナップル畑を上がっていくとワヒアワ方面に虹が見えた。
虹が見えると言うことは雨が降っていると言うこと。
すると虹のすぐ横に稲妻が光った。
H-2フリーウェイに乗る頃には稲光と共にゴロゴロと言う音も聞こえてきた。
そしてミリラニ辺りで突然豪雨になった。
さらにパールハーバーが見えてくる頃になると、沖の空の上半分を全て覆うようなグレーの巨大雲が見えてきて、海に向かって降りている竜巻を発見!
竜巻は随分長い間見えていて、フリーウェイにもかかわらず車を路肩に止めて写真など撮っている人もいた。
しばらく凄い状態が続いたが、雨は若干収まった。
チャイナタウンやダウンタウンもそれほどの渋滞は無かったが、相変わらず稲妻が光り、雷鳴の響くワイキキは予想通りあちこちが停電していて、信号も消えている所が多く、既にポリスがいる所もあった。
家に戻る途中でまた雨脚が強まり、冠水している所が多く、私のアパートもパーキングは大洪水で、車を降りるとくるぶしまで水に浸かった。
しばらく降り続いた雨は夜半には止んだが、その後もずっと空が光り続けていた。
「スター・アドヴァタイザー」の記事。